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2007年4月22日 (日)

二ヶ領〜多摩川散歩

週末お天気がよく気持ちがよかったので多摩川まで散歩に出かけました

まず二ヶ領用水を通ると
八重桜が満開でした
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染井吉野もいいですが八重桜も濃いピンク
薄いピンクのグラデーションで素敵です
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そして花見の時と違って人がいないので
ゆったりのんびりお花見することができます

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春ですね〜











小川沿いを歩いていたら突然おじさんに話かけられました
(私と夫はなぜかよく道の途中で人から話しかけられます)
「そこに蛇がいるよ」と言われ見ると
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頭は見えませんでしたが
メタリックに輝くからだが
草むらに消えて行きました









その後等々力競技場の脇をぬけて多摩川へ出る途中に
不思議な看板の建物を発見
Img_1292川崎バナナ???

調べてみるとどうやら
輸入した青いバナナを黄色くなるまで追熟させる所らしいです











多摩川に行った目的は
鮎の稚魚の遡上を見にいくため
数年前から日本大学理工学部土木工学科の安田教授が中心に
水門に妨げれられてしまう鮎の遡上を助ける魚道の設置と
研究を多摩川ではしています
昨年たまたま通りかかって安田教授にお話を聞けてとても
勉強になり楽しかったのでまた今年も見にきました
そうしたら今年は大分様子が変わっており
昨年までやっていた簡易魚道の設置はしないで
なんと多摩川の水門を開けて観察していました
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説明書きによると
『さかなのために水門が開き
ダムの上下で水面がつながりました。
国土交通省と東京都のご協力により
長年の夢が叶いました。
日本中の川を見てもほとんど例のない大英断です。
若あゆをはじめ多くのさかなたちが、嬉々として上流を目指し登り始めています。
多くのさかなたちに代わり感謝申し上げます。

      川崎河川漁業協力組合  』














多くの人達の希望である鮎の帰ってくるきれいな多摩川が
戻りつつあります
今日は安田教授はいらっしゃっていなくてお話は聞けませんでしたが
一歩一歩着実に活動の実は結んでいます

後は鮎達の天敵、川鵜の問題をどうするかも課題ですね
(川鵜はかつて絶滅が危惧されていたほどの鳥でしたが最近では増えすぎて
糞で樹木を枯死させ、鮎の稚魚を食い荒らし大問題になっています
琵琶湖などではそもそも冬場に餌となる魚が少なくなるため数が制御されてきていた川鵜ですが
ブラックバスなどの外来種を冬場でも餌にできるため増えてしまったらしい
2007年3月環境省は鳥獣保護法に基づく狩猟対象にする方針を決めたそうです)
日本の河川の生態系はブラックバスやブルーギルによる外来種によって大きな変化が起きてしまい、その魚を食べる鳥達まで影響がでています

散歩をしていると季節の変化や自然の変化に気がつきますね

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