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2007年12月21日 (金)

インドネシアの旅〜ヤントさん

ジョグジャカルタでの二日間、私達二人と同行してくれたガイドさんがヤントさん。
航空券・ホテル・空港までの送迎がついたタイプの旅でバリでは完全フリーだったし、
旅の日程表にも詳しく記載がなくて、ジョグジャカルタについてから状況を把握して
ずっと一緒なのに驚いたんだけれど、
私達は普段から団体行動よりも個人行動が好きで、
ガイドさんを必要とはしていなかったんだけど今回は私達二人にガイドさん一人という形だったし
彼がいた事でジュグジャカルタの旅は数倍面白くなった。

そんなヤントさんはこんな人。
Img_2665
37歳。
ジョグジャカルタ出身。
日本語ガイドをして生計を立てている。
日本へは行った事はない。

身長はたぶん155センチ以下でとても小さい。

温泉卵とドリアンが好物。
ドリアンを食べすぎて5日間お腹を壊した事がある。
家の庭にもドリアンの木がある。

実家には池があり食べる為にナマズを飼っている。

他のジャワ男性と同じく小鳥を飼っている。

2007年11月に結婚予定。
彼女とは交際1年でゴールイン。
現在新居を建築中。
彼女は28歳で4時間離れたホテルに勤務していて遠距離恋愛。
ヤントさんがガイドの仕事でそこのホテルに行った際
一目惚れしたらしい。恋愛に関してはインスピレーションを大切にしているそうです。

無類の植物好きだと思われる。

もうほんとにいいキャラっす。






ヤントさんとは二日間ほぼ行動を共にしていて、
初日は雨に降られて出かけられなかったのでコーヒーを飲みながら数時間おしゃべりしたりして
逆にインドネシアの事を色々と教えてもらえた。

宗教の事や、生活習慣のことなど。
例えば結婚だけれど、イスラム教は一夫多妻制。
現実にはやはりお金に余裕があって数人の妻を養える男性でないと難しいらしい。
しかも二人目以上の妻を迎える場合、一番目の妻に了承をもらえないと成立しない。
昔は拇印でサインをしていたらしいが、妻が寝ている間に勝手に拇印をとったりしたことがあったらしい(笑)最近はサインになっているとの事。
でもその一夫多妻制も、妻が勧める事もあるらしい。
それは子供が出来なかったとき、夫に二番目の妻を迎えるように勧めるとの事。

あと、インドネシアでは日本の女性はモテるだろうと。
色白が美しいとされていて、日本の女性は肌が白くて綺麗だと言っていた。
なのでジョグジャカルタの女性達も美白にいそしんでいるらしい。
イスラムのベールをかぶっているのも宗教的な意味合いももちろんあるけれど
日焼けしたくないからとベールをしている女性も中にはいるんだって。
でも男性からするとベールをかぶっている女性は敬虔なイスラム教として
男性に対して厳しいので(例えば少し体が触れただけでも帰って聖水で体を清めるとか)
男性としては誘うのは手強い、と思っているようです。
だいたい結婚の平均年齢は女性は25歳くらい、男性は20代後半くらいの感じで、
日本と同じようにお見合いパーティーのようなものもあるらしい。

あとバリでも感じたけど、インドネシアの男性は結構下ネタ好き。
そっち系の話を結構ふってきます(笑)
でもそれは日本人も同じ事で、逆にインドネシアで日本人の男性が
そういう夜遊べるような所で遊んでいるせいかもしれない。
ヤントさんもガイドをしていて日本人のおじさん(50〜60代)に紹介してと言われる事がよくあるらしい。
バリでも夜蝶々は日本語でなんて言うの?って言われて意味がわからなくて「売春婦」だと
わかったのは説明されてからでした。
その時の話の流れでも「売春婦」と「従軍慰安婦」の違いはわかる?と聞かれて
もちろんわかったんだけれど、第二次世界大戦中に日本軍がインドネシアの女性に対して行った事を、数十年経っても同じ日本人として恥じました。

でも根本的に下ネタは好きなのかも。
ヤントさんとも温泉の話になって(ジャワ島にも火山があるので温泉がある。でも日本のようには入らない)
日本の温泉は水着を着るのかと聞かれたので「裸だよ」っていったら驚いていたので
食いついてくるかな?(笑)と思って「混浴」というのもあるよ、と言ったらやはり食いついてきた(笑)

車で走っているときに山に何かが並んでいるのが見えたので聞いてみたらお墓だった。
イスラム教では土葬なんだそう。
でも例えば交通事故なんかで亡くなると「鬼」になって彷徨うので怖いと言っていた。
カラスも街中ではあまり見かけなかったんだけどいることはいるらしく、
カラスは災いの象徴として忌み嫌われているらしい。そのあたりは西洋と似ている。

あと、ジャワ島はジャワティーの本場。インドネシアはコーヒーもとれる。
お茶はよくするみたいだけど、気をつけないとすごい量の砂糖が入ってくる。
基本的に現地の人は甘い飲み物が大好きで、
コーヒーも日本人のようにストレートで飲むことはまずなくて
沢山のお砂糖とミルクをいれて飲む。
紅茶にもお砂糖は沢山。

ヤントさんは日本語以外はできないらしいが、日本語は難しい単語を知っていたり
日本人の私達よりも文化に詳しい所もあったりしてすごいと思う。
ガイドは基本的にフリーでやっているので急にでも仕事があれば受けて
中にはソロの方(ジャワ原人が発掘された場所)まで数日一緒に泊まり込むこともあるらしい。
でもガイドの仕事も大変で、その時のお客さんの雰囲気に合わせてガイドの仕方も変えたりしているのだとか。
若いカップルなんかだと自由な時間も欲しいだろうからとフリーの時間を作ったり、
私達のように文化に興味を示すお客さんには色々説明したり。
一番困るのは反応の薄いお客さんらしい。
遺跡の説明をしていてもわかったのかわからないのかもわからないと
その後どうしていいのか困ってしまうらしい(笑)

私達もヤントさんが知りたがっている日本の事は教えてあげたりしました。
「干支」の概念がわからない、というので
12年で一回りするんですよ、と言ったら十二支ちゃんと言えるのね。
でもそれが何なのかはわからないみたい。
ヤントさんの干支を教えてあげればよかったな。

ヤントさんはどうやら無類の植物好きらしい。
タマン・サリで植物の説明をしてくれて詳しいな〜と思っていて、
私は無類の植物好きだし、夫も興味があることなのでとても感心したせいか
プランバナンの広大な公園内にある木についてくまなく説明してくれた。
でも動物にはさほど興味がないらしく園内に鹿がいたので
夫が「ヤントさん、鹿がいますよ!」と言ったら完全にスルーで
「ああ、鹿ですね。あ、あそこのあの木は・・」といった感じでした(笑)

ヤントさんはとてもマイペースで、きっとインドネシアの中でも変わり者だと思う(笑)
でも植物には詳しいし、私達にはぴったりなガイドさんだったと思う。







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コメント

親切なガイドさんでよかったね~植物好きだったのも、いい出会い!ナイナイ岡村に似てるし!

投稿: leina | 2007年12月23日 (日) 14時37分

たしかにちょっと岡村に似てるかも。小さいし!
いい出会いではあったね〜。
きっともっと普通のガイドさんだったら違ってたと思うし。
ほんと面白い人なのよ。苦手な人は苦手かも(笑)

投稿: | 2007年12月24日 (月) 15時44分

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