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2008年3月28日 (金)

L'Amant

実は結構いい作品だと思っている映画
「愛人/ラマン」
Lamant
公開当時はそのセンセーショナルな性描写だけが注目されてしまった気がしますが
映画としての出来は良いと思う。

舞台は1929年のフランス領インドシナ(現在のベトナム)
15歳のフランス人少女と10歳以上年上の中国人青年との愛。

インドシナのけだるい湿度のある空気
ぽつぽつと呟くようなナレーション
薄茶色の水をたたえ流れて行くメコン川。

メコン川のボートで出会った時から少女に惹かれる中国人青年。
女性の扱いには慣れているはずなのに、手が震えている。
終始恋愛のイニシアティブを握っているのは少女だ。
少女は青年が自分の事を愛しているのを知っている。
少女も青年に惹かれているのにお金の為と割り切った事をいい、気がつかないふりをする。
最終的に青年は政略結婚をし、少女はフランスへ帰る事になる。


そして、私がこの映画からそうとう影響を受けているのがファッションだ。
少女は絹や綿の素材のベージュ色のとろりとしたワンピースを着、
男物の帽子をかぶり、ハイヒールの靴を履く。
レディな服装にメンズライクな帽子。
そのアンバランスさが少女の危うさによく似合う。


少女がフランスへ帰る船をそっと遠くから見つめる青年。
海の上、少女は青年を愛していた事に気がつき啜り泣く。流れるショパンのワルツ。
哀しく、美しい

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コメント

コンバンハ。
この映画、車のガラス越しのキスが印象的だったなぁ。
少女なのに、とてもエロティックで。
でも美しくて繊細で。
私も彼女のファッションがとても印象に残ってます。
フランス映画って、内容だけでなく
風景やファッション、会話も素敵ですよね!

投稿: 紫陽花 | 2008年3月30日 (日) 23時58分

紫陽花さんこんばんは。
私も、性描写のシーンよりも
車の中、手と手がふれあうシーンなんかのほうがエロスだと思いました。

フランス、行った事はないけれど
映画や詩を見ても独特のものがありますよね。
姉が大学がフランス文学科で卒論で研究していたボードレールの詩を読んでくれたのを
思い出しました。

投稿: cherie | 2008年3月31日 (月) 23時21分

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