パンズ・ラビリンス
夫が前から見たがっていて、私も好きそうな雰囲気で見たかった映画を見ました。
パンズ・ラビリンス
メキシコ・スペイン・アメリカ合作
ギレルモ・デル・トロ監督作品
1944年スペイン内戦下が舞台。
夢見がちな少女の現実と迷宮の世界が描かれるダークファンタジーです。
宣伝のポスターがかなりファンタジー色の濃いもので
前知識があまりなくてみたらイメージとは違う展開の映画でした。
なので上記の写真はイメージに近いタイプを貼付けました。
この映画は子供向けのファンタジーではありません。
ファンタジーである部分は時間的にもそう多くはなく
映画自体を占めているのは、内戦下での過酷で残酷な現実の世界。
ファンタジーの部分は独特の世界観で、色合いなんかはかなり好みです。
色々な怪物とか出てくるのかと思いきやそうでもないですが
パンズラビリンス(牧神の迷宮)の象徴であるパンには愛着が。
私は山羊座なので小学生の頃、山羊座のもとであるこの牧神パーンについて
やたらと調べていた時期がありました。
あと日本の妖怪(百鬼夜行にもある)「手の目」みたいな怪物も出てきます。
幻想の世界はグロテスクだけれども美しい。
とにかく少女の生きる現実の世界は厳しい。
目を覆いたくなるくらい厳しい。
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