« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月30日 (日)

とらや

赤坂にあるとらやの本店にある虎屋菓寮。

Img_0470

地下にある喫茶店はさすが老舗だけあって落ち着いた雰囲気。
客層も年配の方が多いですね。
でもやはりスタッフのサービスも行き届いた心地いい空間です。

11月下旬までの秋の限定メニューの栗あんみつを注文。
あんこの部分が白餡と栗を合わせた栗餡。
大きな蜜栗と、羊羹も栗水羊羹(と黒蜜羊羹)と栗ずくし。
蜜は白蜜と和三盆糖蜜が選べたので和三盆糖のほうで。
Img_0468

さすが!とらや。大満足で美味しかったです。
餡も羊羹も、寒天も豆も一つ一つの素材が美味しい。
ボリュームも結構あって満足感がありました。
金額は1365円とちょっとお高めかな?と思いますが
先にお水ではなく冷たい麦茶、お菓子と一緒に温かいお茶を出してくれるし
お茶のおかわりも出来るのでコストパフォーマンスは悪くないと思います。
(2000円くらいの抹茶か煎茶のセットもある)

栗好きの方は秋限定なので是非♪

| | コメント (2)

2011年10月26日 (水)

スーパーナチュラル

久しぶりの海外ドラマシリーズ。

SUPERNATURALスーパーナチュラル
19_1680_1050
ウィンチェスター兄弟が主人公(左が兄のディーン、右が弟のサム)

シーズン6まで見終わりました(本国では現在シーズン7が放送中)
ハンターと呼ばれる、悪霊とか悪魔とかを退治する兄弟の物語なんですが
私がちゃんと見始めたのは主にシーズン4から。
夫はシーズン3くらいから見始めたんですがそれには理由が。

シーズン1とシーズン2までの声優の吹き替えが酷すぎる。

ディーンの声をお笑いコンビ次長課長の井上聡、サムの声を成宮寛貴がやってるんだけど
井上は本職じゃないからまだ仕方ないとして(本職じゃないくせに何で声優やってるんだって話ですが)
成宮の方は「本当に俳優か?」と疑いたくなってしまう。
スカパーでシーズン1から放送していたものの、吹き替えがあまりに酷くてみる気がおきなかった。
でもこの棒読みの吹き替えは不評の嵐だったらしく、シーズン3から異例の声優交代。

交代後の声優さんはディーンが東地宏樹さん、サムが内田夕夜さん。
(本職声優さんにはちゃんと「さん」付け 笑)
いや〜全っ然違う!!何だよ〜最初からこれだったらドラマの内容も面白いのに
シーズン1・2、すごい無駄にしててもったいない!
(その後セル版のブルーレイは東地さん、内田さんペアのバージョンも入れたらしい)
東地さんはよくよく考えたら、プリズンブレイクの主人公マイケルや、アグリーベティのダニエル・ミード編集長の声もやってるんですが、役のイメージで声の感じが違うので気がつかなかった程、上手なんですよね。

スーパーナチュラルの物語なんですがシーズン7まで続くだけあって面白いです。
悪霊退治の物語ですが、そういうのだけじゃなく根底にいつも家族愛がある。
出てくるキャラクターがたってるドラマはやはり人気がありますよね。
主人公のウィンチェスター兄弟だと、お兄ちゃんの方がハンサムなので好きです。

あと我が家で人気のあるキャラクターはシーズン4から出てくる天使のカスティエル(通称キャス)
いつもよれっとしたトレンチコート姿(人間に憑依した姿)なんだけど、ウィンチェスター兄弟に肩入れする天使で、発言がちょっと天然っぽくてかわいい。
Castiel

キャスは人気があるのでシーズン6でもメインキャラの一人。
そしてやっぱりこちらも何だかんだ言って人気があるからずっと死なずに出てくるんであろう悪魔のクラウリー。
クラウリーが出てくると「あ!渡辺いっけいだ!」と必ず思うほど似てる(笑)
Crowley

シーズン6の最後はかわいかったキャスが何か悪い方向にいっちゃったんで大丈夫か?という感じなのですが、シーズン7が見られるのは来年かー。

| | コメント (0)

2011年10月23日 (日)

魚祭り

うちの実家の父が釣り気違いで、子供の頃から美味しい魚(しかも高級魚)を食べていた私。
(離乳食も魚だったりした)
「お前達(姉と私)がお嫁に行ったら美味しい魚が食べられなくて苦労するぞ〜」
と父に言われて育ちましたが、まさにそうですね。
なんとか新鮮で美味しい魚が置いてある魚屋さんを探して買いますが、
やはり釣ってきたばかりのピカピカの魚にはかないません。

今回運良く、職場の人が釣りに行き大漁だったのでお裾分けをいただきました。

イナダ(ブリの若いの)とアジ。
Img_0450
イナダは40センチ、アジは30センチもある大型。
釣りたては目も透き通っててきれいで、内蔵も崩れてないでビシッとしてます。
一応魚の捌き方は実家で仕込まれているので一匹まるまるもらっても困りません。

イナダはお刺身、アラはアラ煮にしました。
(イナダの残った半身はサクにしておいて翌日ネギ味噌焼きにしてみた)

Img_0452
久しぶりだったけど結構上手に皮もひけた。
わさびもちゃんと生わさびを買ってきておろしたんだけど、チューブのとは比べ物にならないくらい香りが違って美味しかった。
お刺身も本当に美味しかった!やっぱり釣りたては違うなぁ。

アラ煮。
Img_0455
私のおともは白いご飯だけれど、夫は焼酎。
屋久島産の「三岳」

アジは塩焼きに。身がふっくらで美味しかった。
Img_0457

魚ってお肉と違って処理も面倒だし、キッチンも生臭くなるんだけど美味しいのよねぇ。
実家の頃は魚が続いて「肉が食べたい!」なんて言っていたけど今考えると贅沢だったな。
実際魚って買うと高いですもんね。

| | コメント (6)

2011年10月 8日 (土)

プルーンクラフティ

頂き物のプルーンがあったので久しぶりにお菓子作り。
夏の間はオーブンを使う気が起きないけど、涼しくなるとやる気になる。

頂き物の大量のサクランボとかプルーンがくると作るのがクラフティ。
だって簡単なんだもん(笑)

プルーンは種を取って皮ごと耐熱皿に並べる。
Img_0439

そこに、小麦粉、砂糖、卵、牛乳、ブランデーを混ぜた生地(クレープ生地に近い)
を流し込んで焼くだけ。

クラフティはフランス、リムーザン地方の伝統菓子。
サクランボが主だけど、他にも色々な果物で応用可。いちごとかブルーベリーとか。
酸味のある果物の方が美味しい気がする。
生クリームを使うレシピやアーモンドプードルを入れるのもあるんだけど、
家にいつもある材料で作る方が気楽だし、牛乳の方がカロリーが低い。

Img_0445

見てくれは悪いけど美味しい。家で食べる分にはこれでよし。
表面のきつね色に焼けた部分と、底のほうのプルーンの果汁と生地がカスタードみたいにしっとりした部分に焼き上がります。

| | コメント (2)

2011年10月 6日 (木)

秋の花火

週末、川崎市制記念の多摩川花火大会がありました。
毎年8月にやっている花火ですが、今年は震災の影響で10月に。
電力を必要とする電車の増発などが夏は難しいからだそう。

秋の花火大会もいいもんでした。
まず夏だと暑さに人ごみの熱気も手伝って息苦しいですが
肌寒いくらいに涼しかった。
それに空の空気も夏より澄んでいるのか花火がいつもよりクリアに感じられました。

Img_0421

今年も途中一回と、ラストは音楽に合わせて花火が打ち上げられました。

富士山型の仕掛け花火、すごくよかった〜
Img_0433

音楽に合わせ打ち上げられた花火を見ていると震災の事を思い出してジーンとしてしまいました。
今年、色々な場所で中止になった花火大会だけど(対岸の同時開催する世田谷区も今年は中止)
川崎市は自粛しないでくれてよかったなぁ。

Img_0428

| | コメント (0)

2011年10月 4日 (火)

パスチャライズ牛乳

今日は牛乳の話。

我が家は夫婦とも牛乳が好きです。
子供の頃から風呂上がりなどにガブガブ飲んでいたせいか背も高い。
以前骨密度を測った時もなんと120%(!)と言われ褒められました。

以前から低温殺菌牛乳の方が純粋に美味しいなぁとは思っていたんですが
美味しい牛乳見つけました。
島根にある木次乳業のパスチャライズ牛乳(低温殺菌牛乳)

たまたま近くのスーパーで見つけて、値段は特売の牛乳に比べて倍近くしますが
(もともと低温殺菌牛乳ってちょっと高いですが)
味が濃くて、甘みがあって美味しいです。
最近は特にコーヒーよりミルクティを飲む頻度が高いので美味しい牛乳があるとお茶の時間も充実します。

日本人の体質には牛乳があわないとか、アレルギーの原因になるとか
牛乳が悪者になっている風潮も見られるようですが、色々調べてみると面白い事実が見えてきます。

日本で流通している牛乳の多くが摂氏120〜135で1〜3秒間殺菌する超高温瞬間殺菌(UHT法)。耐熱性の菌までほぼ死滅するので処理がしやすく賞味期限も長いのでこの方法が採用されている。

低温保持殺菌(LTLT法)。木次乳業のパスチャライズ牛乳もこの方法で摂氏65で30分間殺菌。パスチャライゼーションと言われるこの方法はフランスの細菌学者ルイ・パスツールが開発した加熱殺菌法。
一部の耐熱性の菌は残存するので賞味期限が短め。

低温殺菌牛乳は母乳のように胃の中で固まり、胃液や消化酵素の働きを充分うけてゆっくり消化吸収されますが、超高温殺菌牛乳の場合は小さなモロモロの状態となり腸へ送られます。熱変性をうけたたんぱく質が低温殺菌牛乳に較べて急速に体の中に取り込まれます。牛乳を飲むとすぐ下痢をする人や、アトピーの原因に関係があるようです。

もう一つこの間、日常用語の中にある仏教用語を調べていたら見つけた小咄。
「醍醐味」
この言葉もともと仏教用語で乳製品の事なんです。
「醍醐」とは牛や羊の乳を精製した濃厚で甘みのある液汁。
仏教では乳を精製する過程の五段階を「五味」と言い、「乳(にゅう)」「酪(らく)」「生酥(しようそ)」「熟酥(じゅくそ)」の順に上質で美味なものとなり、最後の「醍醐」で最上の味を持つ乳製品が得られるとされた。
「醍醐」は今でいうチーズとかヨーグルトみたいな物だったらしい。

牛乳は日本人にあわないからだめ、というのもこの事を知ると疑問に思えてくる。
牛乳が入ってきたのは欧米化が進んだ明治とか戦後とか考えられている人も多いと思うけれど、実際はもっと古くて平安時代の前、飛鳥時代と言われていて貴重な物であったために王族をはじめとする特権階級の人しか口に出来なかったかもしれませんがあったわけです。
そう考えると日本人が牛乳を飲みだしてから1500年たってるわけです。
最低でも20回は遺伝子が受け継がれたはず。
勿論牛乳飲んでお腹の調子が悪くなったりする人は要注意ですが、そうでないならそんなに一括りに牛乳を悪者にするのもいかがなものかと思います。

| | コメント (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »