トラツグミ
見たいと思っていたトラツグミの情報をいただいたので見に行ってきました。
そこにはバーダーが列をなして沢山。
置物状態で微動だにしないトラツグミがいました。
トラツグミはその名の通りトラ柄で、落ち葉と保護色。
よく目を凝らさないとなかなか見つけられない程風景にとけ込みます。
前から思っていたのがmina perhonenの2007a/wのテキスタイルripplesの柄ってトラツグミの胸に似てる。
皆川さんここからインスピレーション得たのかしら。
しかしここのトラツグミ、餌付けされているんです。
トラツグミ見たさに行ってしまったけど、なんだろうこの敗北感。
やっぱり餌付けして呼び寄せた野鳥をみるのは性にあってない。
庭のみかんにメジロとかには愛を感じるけど、写真を撮るためだけに撮影会のように野鳥を撮る行為にはエゴしか感じられない。
だって、餌付けされたが為にこんなに太ってしまっているんです。
横から見ると「ウズラかい!」とツッコミたくなるほどのメタボ腹。
お腹も背中もせり上がっててまるまると肥満児のようです。
相手は野生の生き物なので、安全だとわかればそりゃ楽して食べ物貰えたら貰うに決まってる。
かといってこの鳥の末路がどうなるのかわからない。餌をあげてる人もそこまで考えてないだろうし。
実際見に行って写真も撮っている私もそれに加担してしまっているわけだし
偉そうな事は言えないけれど、このトラツグミがまっとうにこの先生きていけるのを願うのみ。
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