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2012年2月21日 (火)

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

現在公開されている米映画「ドラゴン・タトゥーの女」のスウェーデン版。
Millennium

もともとはスウェーデンの小説ミレニアムシリーズ(三部作)が元になっていて
スウェーデンでは2009年に映画化。
今回のデヴィット・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」がリメイクという形です。

スカパーで放送された、スウェーデン版の
「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の三部作ノーカット完全版を見ました。

「ドラゴン・タトゥーの女」は雑誌「ミレニアム」誌のジャーナリストであるミカエルと、天才ハッカーであるリスベット(彼女がドラゴン・タトゥーの女)のタッグで36年前の失踪事件を追うという話。
「火と戯れる女」と「眠れる女と狂卓の騎士」は話が繋がっていて、ある組織とそれにまつわるリスベットの過去が見えてくる話。
第一部の「ドラゴン・タトゥーの女」の話も伏線になっている部分があります。

もともとは5部までの構想があった小説らしいのですが、スティーグ・ラーソンが急死してしまったがために3部までしかありません。
(本人は小説や映画の成功も見る前に亡くなってしまった)

スウェーデンでは社会現象になるほど人気になったミレニアムシリーズですが
やはり主人公であるリスベットの人物像が魅力的だったからでしょうね。
パンクファッションに身を包んだ小柄な女性でバイセクシャル。
天才的な記憶能力とハッカーとしての腕前は米ドラマ「クリミナルマインド」の
Dr.リードとペネロピを足して二で割ったような能力です。

第一部「ドラゴン・タトゥーの女」の話は早く言うと日本の金田一シリーズに似ています。
金田一耕助の助手にリスベットがなったような感じかな(笑)
第二部・第三部はサスペンス、法廷ものになってきます。

夫はデヴィット・フィンチャー監督版の「ドラゴン・タトゥーの女」の方も見ましたが
ちょっとエピソードが端折られたりしているようです。
でもフィンチャーの映画は好きなのでそちらも気になります。

女性からすると目を覆いたくなるような過激なシーンも多い映画なのですが
面白くて一本3時間以上ある映画なのに一気に見ちゃいました。


スウェーデン版「ドラゴン・タトゥーの女」はレンタルもしてます。

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