ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して
あらすじ
「ザ・ビッグイヤー」、それは一年間に北米大陸で見つけた野鳥の数を競う大会の事。出場者は仕事や家庭生活に支障をきたすほどの時間と大金を注ぎ込み、一年間に40万キロ以上を移動して鳥探しに明け暮れる。実業家のスチュー、やり手の建設業者で最高記録保持者のケニー、バツイチでフリーターのブラッドの三人が、三者三様の悩みを抱えながら参加する。勝利を手にするのは誰なのか?旅は人生を変える冒険の旅となるのだろうか?
原作は
「ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲」
というノンフィクションの本。
これはバーダー(バードウォッチャー)なら見なきゃでしょ!
とレンタル開始になるのを楽しみにしていました。
しかも好きなジャック・ブラックが出てるし!
「ビッグ・イヤー」というものの存在をこの映画で初めて知ったんですが、
1/1~12/31の一年間に北米大陸でいかに多くの種類の野鳥をカウントできるかを競う大会。
ルールとしては、写真に収めたりと証拠は必要なくてあくまでも自己申告制。
しかも鳥の姿でなく鳴き声を聞いただけでも1カウントできる。
この競技大会の優勝者はなんと年間700種以上の鳥を見つけている。
あっちに渡り鳥の情報があればでかけ、あっちに珍鳥の情報があればでかけ・・・
日本でも時間とお金の余裕のあるリタイヤ組なんかは同じように出かけているようですが
アラスカまで含めると恐ろしく広大な北米大陸、規模が違う。
私なんて年間何種類くらい見てるんだろうなぁ100種いかないだろうなーきっと。
映画自体は、ジャック・ブラック、オーエン・ウィルソン、スティーブ・マーティンと豪華出演陣。
コメディセンスばっちりの俳優さん達なので、野鳥好きじゃなくても楽しめる映画です。
自然の風景も美しいし、ただの探鳥コメディだけじゃなく、友情、家族愛と映画としての内容も充実してます。
でも野鳥好きなら「へー日本で普通種のこの鳥がアメリカだと希少種なんだー」とか
そういった楽しみ方ができます。
鳥好きさんにもそうでない人にもオススメの一本です♪
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