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2013年5月24日 (金)

百花繚乱展

「百花繚乱」展@山種美術館

休みの日にひとりでぶらり広尾まで。
山種美術館は初めてきました。

Img_0399

山種美術館は日本画専門の美術館。
今回は「花」をテーマにした展示内容でした。

ポスターにもなっている荒木十畝の「四季花鳥」の絵が見てみたくて行ったんですが
すごーく良かった!
春夏秋冬の花と鳥を描いた掛け軸で、かなりの大きさがあります(高さ2M位)
花も鳥も好きなので、何の花、鳥が描かれているかだいたいわかるのですが、
冬の風景の中の鳥に違和感が。
この絵が紹介されているサイトに学芸員さんが何の鳥かを答えていて
冬の中には「スズメ」「オシドリ」「サンコウチョウ」と答えてらっしゃるんですが
私も絵の中の鳥は「サンコウチョウ」に見える事は見えるけれど
実際はサンコウチョウは夏鳥です。雪の梅の枝には不自然すぎる。
あと、秋の鳥は「アカゲラ/メス」と答えてらっしゃったけど、多分アオゲラと思う。
実際に見に行くまではオナガが描かれた「夏」がいいなぁと思っていたんだけど
実物を見てみたらアオゲラやヤマシギが描かれた一番渋めな「秋」の絵が好みでした。

他にはもともと日本画家の中でも好きな小茂田青樹の絵巻があって
スケッチ的に描かれた物がみられたのがよかった。
あと土田麦僊の「芥子図」、石田武の「吉野」も好みでした。

山種美術館が所蔵する重要文化財である速水御舟の「名樹散椿」圧倒的な存在感のある絵(屏風)でした。
この展覧会で良いなと思ったのが、描かれたのが作者がいくつの時の作品なのかが記載されていたこと。
この「名樹散椿」は御舟が35歳の頃の作品だそうです。
35歳で重要文化財・・すごいなぁ。

私は美術館に行く時は、一通りみてから好きな絵をまたじっくり時間をかけて見るのが好きなのですが
ひとりで行くと思う存分みれるのがまたいいですよね。
(勿論誰かと一緒にいって感想を言い合うのも楽しいですが)
今回も四季花鳥の前に椅子があったので座ってじっくり楽しみました。

ミュージアムカフェでお茶もしました。
こちらは展示にあわせた季節の和菓子がいただけるカフェで
速水御舟の「名樹散椿」からイメージされた「散椿」の練りきりをいただきました。
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和菓子って美しいなぁ。
そして美味しい。

日本画をみて、和菓子を食べて、日本人の美意識の素晴らしさを感じた午後でした。
いつか日本画も勉強してみたいな。

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