私、ブログだとお店についてあまりネガティブな事は書かないけど、
今日は書きます。
その日、何処かの街へ散歩へ行こうと思い今まで縁がなかった神楽坂へ行ってみた。
ランチはいつもなら自分たちで店先で美味しそうだなーと思った所へ入る。
しかしその日私は豚カツが食べたかった。
ネットで調べたら口コミで評判のいい豚カツ屋さんがあったので行ってみた。
地下のそのお店に入った時、ちょっと嫌な予感がした。
普通のお店なんだけど、店内がやたらに暑い。
その日は外は猛暑日で暑かった。店内で涼めるのを期待したのに何この暑さ。
クーラーはあるけど故障してるの?と思うくらい、たぶん30度はありそう。
そう広くない店内は満席に近く、私達は空いていた一番奥の席に通された。
二時過ぎだったのでオーダーした後、「3時閉店ですがよろしいですか?」と聞かれる。
その後また「オーダーが混んでて時間がかかります」と言われる。
ただでさえ、特殊な揚げ方をしてるとかで揚げ時間はかかるらしい。
でももう頼んじゃったし。。
扇風機がちょうど私達の席の横に置いてあるので、
横の席だけはかろうじて風がくる。奥の席は風がこない。
やっぱり席について注文をする前にキャンセルすればよかった。失敗した。
あまりにも暑そうにしていると店員さんが
「暑いですよね?大丈夫ですか?」って聞いてくるけどそれだけ。
この奥の席ではなく冷房にまだ近い空いた席に移してくれるとか、
その後他のお客さんが帰ったのに最後まで扇風機をこちらに向けてくれる事もなかった。
宮崎の南の島豚を使ってるとかでこだわったお店らしい。
豚肉を最大級に美味しく食べる為に揚げ方にも、材料にもこだわってるとか。
注文したのは私も夫もヒレカツ1990円、定食はプラス370円。
けして安くはない。
まず定食のお新香、ポテトサラダがきた。
味はまずまず。普通に美味しい。
その後若い店員さんが同じ物をもってきた
「もういただきましたけど?」というとあれ?っという顔をして去ってった。大丈夫か?
結局30分以上待って豚カツと御飯、お味噌汁がやってきた。
御飯とキャベツはおかわり自由。味噌汁はおかわり自由じゃないんだ。。
店員はお肉の味を楽しむ為に塩で食べろと言う。
ソースも一応ついてくる。
これだけ暑い中待たされたんだからよっぽど美味しい豚カツなんだろうと思い
一口食べて、私と夫は顔を見合わせた。
なにこれ?衣がしなしな。
サクサクなんて表現はどこにも見当たらない。
低温二度揚げという揚げ方らしいが、こんなシナシナな衣なら揚げ物にする意味がない。
写真で見てもわかるかな?下の方が油がまわって濡れてるように見えるでしょ?
豚肉は不味いわけではないけど、格別美味しいわけではない。
私が揚げたやまと豚の豚カツの方が数倍美味しいわ
それに豚カツ屋でこのキャベツの千切りの太さはないでしょ。
チェーン店の機械切りのふわふわまでいかなくてもいいけど、私だってもっと細く切れる。
そしておすすめの塩で食べてみたら、またこのしなしな衣に合わない事。
結局一切れ以外はソースで食べたんだけど、
またこのソースが上品に二人分だけ入れ物にいれて来るもんだから、
テーブルに常時置いてある店と違って足りなくなるのを心配しつつ使わなきゃいけない。
私達はとにかく無言で食べた。
食べ終わるとすぐに店を出た。暑くて汗だくになりながら。
そして夫とあまりの酷さについて語り合う。味覚が同じでよかった。
使っている材料はこだわっているだけあって悪くないんだと思う。
ただ調理方法が悪すぎる。
そのお店は神楽坂の「あげづき」という豚カツ屋です。
食べログなどではやらせかと思うくらいすごく高評価です。
でもたまに私達と同じ感覚の方もいるようです。
- 店内が30度ぐらいで暑くても気にならない
- 豚カツはしなしなの衣が好きだ
- お味噌汁のおかわりはいらない
- ソースは少なめでいい
- キャベツの千切りは太めが好き
- 二人で5千円なんて安い
- 押し付けがましいぐらいこだわってる店が好き
- 店員は気が利かなくてもいい
- 待たされるのは平気
そういう方は是非「あげづき」に行って下さい。
私は二度と行かないけど。
おかげで汗だくになって近くのロイヤルホストにかけこんだ。涼しい。
イチゴのグラニテ、冷たくて美味しかった。
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