谷津干潟野鳥観察
GWはシギ・チドリを観察するのにちょうど良い時期なので谷津干潟まで行ってきました。
東京湾の一番奥になる干潟です。
海辺に面しているわけではなくて、水路の奥に干潟があるような作り。
観察センターも隣接されていてラムサール条約に登録されています。
時期だけあって沢山の野鳥を見る事ができました。
*シギチの判別は難しくて間違っているかも
メダイチドリ Charadrius mongolus 旅鳥
水浴び中
イソシギ Actitis hypoleucos
ハマシギ Calidris alpina 旅鳥・冬鳥 準絶滅危惧(NT)
識別のフラッグがついている。山階鳥類研究所に連絡してみよう。
キアシシギ Heteroscelus brevipes 旅鳥
トウネン Calidris ruficollis 旅鳥
顔掻いてる
キョウジョシギ Arenaria interpres 旅鳥
彼らは大勢で結構うるさい。時々喧嘩もしている。
遠くから見ると保護色で、風景と同化してみえる。
オオソリハシシギ Limosa lapponia 旅鳥 絶滅危惧II類(VU)
色が淡く、嘴が長いのが♀
赤褐色なのが♂
このオオソリハシシギ、以前アメリカの研究チームが人工衛星をつかって調べたところ
ある個体がアラスカからニュージーランドまで9日間ノンストップで無着陸飛行したという記録がありました。
その距離1万1000キロ余り。すごいなぁ。
タシギ Gallinago gallinago 旅鳥
観察センター奥のお茶屋さんの前に突然一羽だけ現れた。
セイタカシギ Himantopus himantopus 旅鳥(ここでは留鳥)絶滅危惧II類(VU)
足がもの凄い長い鳥なので、足全体が見たかったなぁ
ダイゼン Pluvialis squatarola 旅鳥
引っ張りだしたゴカイを水たまりで洗って食べてる。
チュウシャクシギ Numenius phaeopus 旅鳥
ねぐら入りしにきます。
谷津干潟は鳥の数が多くて、いっぺんに色々な鳥が視界に入ってきて楽しい。
時々ざっと鳥達が飛び立って、それも数種類の鳥なので圧巻。
夕暮れ時もきれい
満潮と干潮の潮の満ち引きがあるので潮が引いたり満ちたりするのが見てすぐわかる。
潮が満ちてくる時、アカエイがいた。
観察センターのお茶屋さんでセイタカシギを見ながら御飯も食べられるし
また秋の渡りシーズンに行きたいなぁ。
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