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2017年2月13日 (月)

ケアンズの旅〜Kingfisher park

グラナイト渓谷でワラビーと触れ合った後は一路、ジュラッテンへ向かいます。
また60キロ以上の道のりをドライブ。
ジュラッテンは今夜からの宿のロッジがある場所ですが、周辺にお店等何もない場所で、ロッジでは自炊の為その前にマリーバで買い出し。
ちょうどColesという大型のスーパーマーケットがあったのでまとめ買い。



夕方頃には宿に着く事ができました。
ケアンズに行ったら絶対ここに泊まろう、と以前から思っていたバードウォッチャーには有名な宿、Kingfisher park birdwatchers lodgeです。
Kingfisherはカワセミの事。Park公園とついていますが公園ではありません。
なので入れるのは基本的に宿泊者のみ。
森や川が敷地内にある私設のロッジになります。



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カワセミの宿の看板にワライカワセミがとまってのが撮れた!

宿のWebサイトから直接予約をしておいて何度かオーナーさんとはメールでやりとりしていました。
Kingfisher parkは歴史があって、今まで歴代何人かのオーナーが変わりながら運営されていて
国立公園は近くですが周りが農地開発された中、島のように森が残っていてだからこそ野鳥が濃く生息している環境なのかも。
2015年からアンドリュー・キャロルご夫妻がオーナーで、今回お世話になりました。

レセプション前に車を止めようとしたらさっそくEmerald Doveがいました!
受付をして、車と部屋はこっちだよ、とアンドリューが案内してくれます。
Kingfisher parkはキャンプもできるようになっているので調理場やシャワールームがあったり、
宿泊のコテージのグレードもバンクハウスという簡易的なものから、1ベッドルーム、2ベッドルームとあります。
予約は1ベッドルームでしてありましたが、なんとアップグレードしてくれて
2ベッドルームのすごく広いお部屋でした。その名もEmerald Dove Room。



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平屋のロッジで、反対側にも同じ形でもう1つ2ベッドルームの部屋があります。
自炊できるようにキッチンが完備で、調理器具、食器、塩胡椒、インスタントコーヒー、紅茶は揃っていました。
窓の外すぐに野鳥が来る環境なので外の椅子に座りながらお茶したり、バードウォッチングできたりします。
キッチンで洗い物をしていたら窓の外のヘリコニアの花にSunbirdがきていたり。
お部屋も清潔で不便はありませんでした。
洗濯もランドリールームがあるのでコイン式で洗濯機、乾燥機が使えます。
クーラーはありませんが、扇風機が2台あるし、緑に囲まれているのでそんなに暑くない。クーラーなくても全然平気でした。
TVもありません。レンタルWifiも繋がりません。姿見もなくバスルームの小さな鏡だけ。
ネットは受付でパスコードを教えてもらえば(有料)レセプション付近だけなら何とか繋がるようです。



敷地はこんな感じ。暗い森があったり、池があったり、中央には小さな果樹園があって奥には小川が流れています。
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周辺には本当に何もない環境なので買い物等は23キロほど離れたモスマンという街まで行くしかない(途中山道)
必要にかられてモスマンのスーパーのウールワースに買い出しに行ったりしました。



何もない環境だからこそ野鳥は本当に多くて沢山の種類が見る事ができたし、
敷地内だけでバードウォッチングが完結するので夜明けから日暮れまで部屋からカメラと双眼鏡だけすぐ持っていけるという素晴らしさ。
ネットも繋がらないし、TVもないので日が暮れるとやる事がないので普段ではありえないくらい早寝早起きでした。
ちょうど年末年始のカウントダウンの時に宿泊していたんですが、カウントダウンすることもなく寝ていました(笑)
ケアンズの街の方では花火とかやるらしいんですけどね。



自炊は2泊だったのでそんなに食材も買いこめないので簡単な物を作っていました。
Colesでグリルチキンが売ってたのでそれを買ったり、簡単にパスタを作ったり。
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オージービーフを買ってステーキを焼いたりもしました。



あと、これ便利!と思ったのがオーストラリアのパンケーキミックス。
小さな容器に粉が入っていて、必要量の水を入れてシャカシャカ振るだけで生地ができる。
そのままフライパンに流し込んで焼くだけなので、ボウルも泡立て器もいらない。
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ちなみに、なぜかKingfisher parkには鍋は沢山あるんだけどフライパンがなかった。
なのでウールワースに買い物に行った時に
(家で使う小さいのが欲しかったから自分のお土産になるし)買った。



このギリシャヨーグルトはハマった。美味しい。
バニラ味とハチミツ味を買ったけどどっちも美味しかった。
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あと、Kingfisher parkの思い出と言えば彼女、ペギー
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アンドリュー・キャロル夫妻の飼い犬で、グレートデンとピットブルだったかな?のミックスの超大型犬。
まだ1歳5ヶ月の女の子。
彼女はすごく人懐っこい子で、最初に受付した時に触らせてもらったら私たちのことを「可愛がってくれる人❤️」と認識したようで
その日の晩、ペギーは勝手に自分の家から抜け出して私たちの部屋の前(網戸にしていて気がついた)に遊びに来ちゃいました
キャロルにダメでしょ!って怒られていたけど、その後も時々遊ばせてもらって
本当にペギーは可愛かった〜



バードウォッチングしない人にとっては周辺に何もないし不便かもしれないけど
バードウォッチャーにとっては最適な宿です。

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