ケアンズの旅〜シラオラケットカワセミ
ケアンズの探鳥の目的のひとつにこの鳥を見たいと思う人はほとんどだと思う。
世界のバードウォッチャーにも憧れの鳥であろうシラオラケットカワセミ。
私も勿論見たいと思っていて、
シラオラケットはちょうど雨季である10月下旬から繁殖の為にパプアニューギニアから渡ってくるので(こんな綺麗な小さな鳥が海を越えるんだからいつも渡りは凄いと思ってしまう)
年末年始のケアンズではタイミングよく見られます。
毎年Kingfisherparkでは見られているようでしたが(看板にもシラオラケットが描かれてる)
そんなに簡単には見られないかな、と当初は思ってたんです。
Kingfisherparkについたのが夕方で日没までのわずかな時間で部屋の周りだけ
ちょっと歩いてみていたら、なんとすぐにシラオラケットを発見!!
特徴的な鳴き声を覚えてしまったら、案外簡単に見ることができて
その後の数日も毎日見ることができました。
Kingfisherparkには何つがいかがいるようです。
その後ディンツリー方面に行った時は鳴き声だけで姿が見つけられなかったので
確実に見たいならやはりKingfisherparkが有力だな、と思います。
シラオラケットカワセミ Buff-breasted Paradise-kingfisher Tanysiptera sylvia
その名の通り白い長い尾、橙と青いからだ、赤い嘴と足、
英名がParadise(パラダイス)の通り美しいカワセミです。
ちょっと人工物止まりで背景は良くないですが、この物干しのようなのがお気に入りのようでよくここに止まっていました。
尾を上下に振っている様子が可愛いです。
この子はちょっと尾が短めなので雌かな?
この子はかなり尾が短いから幼鳥かな?と思ったけど嘴が赤いので雌かな?
(幼鳥は嘴が黒い)
変わっているのはその巣、地表の蟻塚に穴を掘って営巣します。
蟻塚の中は保温されているので抱卵はしません。
この子は尾羽が特に長くて美しい個体でした。
暗い森のなかでも白い長い尾がひらひら〜と通りすぎるとすぐシラオラケットだとわかる美しい野鳥です。
今回はかなりきちんと観察できて満足できました。
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