応答せよ1997
韓国ドラマを色々と見ている中で今のところ一番好きだなぁと思うドラマが
2012年放送、tvNドラマ「応答せよ1997」
同じくtvN放送の「イニョン王妃の男」も好きなんですがイニョン王妃は完全にラブコメ。
これまたtvNの「高校世渡り王」も好きなので基本的にこのtvNのドラマが結構好きなんだと思う。
tvNは韓国のケーブルテレビ局のひとつ。
「応答せよ1997」は恋愛だけでなく、青春、友情、家族愛、兄弟愛と色々な要素が詰まったドラマ。
当時のケーブルテレビでは史上最高視聴率で、社会現象になったドラマです。
その後シリーズの「1994」「1988」と制作もされました。
もともとドラマの制作スタッフでなく、バラエティーのスタッフが制作したドラマ。
いわゆるマクチャンドラマ(出生の秘密や、記憶喪失など)の設定はなくて
主人公たちが高校2年生の春から高校卒業までの1997年~1999年まで
社会人になって再会する2005年、現在の同窓会の2012年を回想シーンで行ったり来たりしながら
彼らの恋愛、友情、家族の絆などが丁寧に描かれています。
相関図はこんな感じ(画像はお借りしました)
以下ネタバレあり。
ユン・ユンジェ
ユンジェは大好きなキャラクター。
ソ・イングクのすっかりファンになった今でも一番好きなのがユンジェ役かな。
物語の終始ずっとユンジェはシウォン一筋で好きで
高校生の頃とか結構アピールしているのに気付いてくれない
(まぁシウォンも気づいてないわけじゃないけど、一番近い存在のユンジェをそういう風に思いたくないから
あえて気が付かないふりをしてるんだよね)
ユンジェは優等生なんだけど、真面目過ぎず男子としては結構肉食なのが良いんですよねー
入院先にまでそういう本を持ってこさせたり、ハクチャン編集のAVが一番好きなのはユンジェだって言われてたり(笑)
シウォンとカップルになってからも凄い積極的で、でもツンデレなシウォンに相変わらず振り回されてるのがまた良い。
ソン・シウォン
私は結構好きなタイプのヒロイン。
気が強くて自然体。
シウォンはいつも勝気で暴力的なんだけど、ちょっとユンジェにアピールされて男の部分を見ちゃうと
土佐犬が借りてきた猫みたいに大人しくなっちゃう所が可愛い。
あと大人になっても決してぶれない追っかけのシウォン。
最年少で裁判官になった夫より、大統領候補になっている義兄より
東方神起のファンクラブの会長になった義姉の事を「家族から偉人が輩出された!」って尊敬する(笑)
自分の周りにも高校生の頃やっぱりバンドの追っかけとはいかないまでも、実際の恋愛より芸能人に夢中な女の子とかいたなぁ。
ユジョン&ハクチャン
主人公の友達カップル。
もともとユジョンはユンジェに片思いしてたんだけど、ユンジェはシウォン一筋なので振り向いてもらえなくて
失恋したところを慰めてくれたのがハクチャン。
ハクチャンは男友達からはAVを大量に所有してる件で一目置かれてるんだけど実際の女の子には奥手。
でもいざ、って時に男気を発揮するハクチャン。
ユジョンのお父さんが亡くなった時に留学先のアメリカから駆けつけた時は泣けたなぁ。
失恋したときと同じようにバスの一番後ろの座席の隣にそっと座るシーン。
ユジョンはよくいる惚れっぽい女の子なんだけど、とっても優しくていい子なんですよね~
コンサートで獲得したTシャツをシウォンに譲ってあげたり、一緒に髪を切ってあげたり。
このふたりはいざというときに行動できる所がお似合いでだからこそ高校生の頃から付き合って
長い春を経て30代になって結婚までできたんだと思う。
ジュニ
ジュニの恋は切なかった。
同性のユンジェの事が好きで、それをシウォンだけには打ち明けたんだよね。
でもユンジェはシウォンの事がずっと好きだから、最初っから叶わないことはわかってる。
大学時代から社会人になっても同居していて想いを心にしまってる。
30代になってお相手ができたようだけど、それが男性なのか女性なのかは謎のまま。
でもハクチャンオリジナル制作の渾身のAVを
「僕はあんまりそういうの好きじゃない」ってシウォンに言っている所を見ると
やっはりジュニが好きなのは男性なのかな?と思う。
ソンジェ
彼はこういう高校生っているよね~っていうドラマの中のリアルを担ってると思う。
当時流行のたまごっちにハマっていたり、お喋りで騒がしかったり。
結局30代になっても恋人がいないのはソンジェだけで(笑)
でも仕事先でおばあちゃんに優しかったり基本的にバカだけどいいヤツ。
いいヤツだからこそ独身なんだろうな(笑)
ソンジェやユンジェの高校でのやりとりを見ていると高校時代の男友達に会いたくなる。
私も普通の共学の都立高校出身なので彼らみたいな高校生活を送ってた。
放課後もよく遊んでいて、しょっちゅう一緒にいた。
当時はやっぱりまだ携帯のない時代でシウォン達と同じく通信手段はポケベルでしたね~
大抵何をするでもなくあのころは集まって遊んでたなぁ。
テウン
テウンオッパは、私的には「ないわ~」って感じでした。
まず、私も実際シウォンと同じく二人姉妹の妹で、お姉ちゃんの元彼とかありえない。
そりゃ姉妹で顔とかしぐさとか似ている部分が多いのは事実だけど
性格的な部分では結構姉妹って似てないと思う。妹がいるか、姉がいるかで形成される人格がかなり違う。
それにシウォンと比べてテウンって結構年上だよね~
30歳とか越しちゃったあとの年齢差はまぁ良いとして、大人が女子高生に恋するってどうなのよ。
テウンも大切な人の妹だったんだから、弟のユンジェと同じ位の同年齢の若い子たちで楽しくおやり、
って最初から見守れないのかよーと。
高校卒業時にシウォンに「他に気になる人がいる」って言われてもずっと待ってるし。
まぁ最終的に女医さんとうまくまとまってくれたからよかったけど。
ユンジェにとっては自分を犠牲にして育ててくれた兄だから勿論大切な存在なんだけどね。
ほんとこのドラマは脚本が良くできていて、散りばめられた伏線もみーんな回収される。
台詞回しも秀逸なものが多くて、
上記の「偉人が輩出された」もそうだし、
ユンジェとシウォンに赤ちゃんが出来ちゃって、妊娠検査薬片手にシウォンが
「なんて事してくれたのよ!気をつけてって言ったじゃない‼︎」と寝ているユンジェを殴りつける場面で
寝ぼけまなこのユンジェが検査薬を見て
「何だ?アイスでも食べたのか?」(検査薬をアイスの棒だと思った)
とか気の利いた台詞だなぁと思う。
シウォンのお父さんに胃癌が見つかって入院するくだりの話も好きだし泣けた。
同じ病院にユンジェが骨折で入院していて原因はなんだろ?って疑問におもいましたが
最後の最後でちゃんと伏線が回収されてましたねー
脚本も良く出来てて、俳優さんたちのキャラクターも皆ぴったりで本当に良いドラマだと思う。
ケーブルテレビ制作で、バラエティー出身のスタッフで、なかなかキャスティングが難航して出演してくれる俳優さんがいなくて
無名の若手俳優や歌手をキャスティングしてできたドラマだけど、結果大当たりしてここなら人気俳優になったりしてるんですよね
(1997だけじゃなく、後の1994、1988も)
イングクももともと歌手だけど、今となっては俳優としての知名度の方が高いわけだし。
ウンジちゃんはA Pinkというアイドルグループのメンバーで、動画を見てみたらびっくりするほどブリブリな女の子らしいグループで、探しても最初どれがウンジちゃんなのかわからなかった位(^^;;
え、これがあの土佐犬シウォン⁉︎って感じです。
ホヤくんもInfiniteっていうアイドルグループのメンバーだったんだけど、彼だけ先月脱退したらしいですね。
これからは俳優業を主にやってくのかな?
シオンの事務所にイングクは最近移籍したし
応答せよのシリーズのメンバーは他ドラマより絡む事が多そう。
このドラマに関してはかなり語れるなぁ(笑)
他の恋愛ドラマにはない良さが詰まったドラマだと思う。
イングク(ユンジェ)&ウンジ(シウォン)の2人が歌う挿入歌のAll For you
2人とも歌が上手くて曲も凄く良いです(*^^*)
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