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2017年11月30日 (木)

ハロー⁉︎ゴースト

ちょっと前に見て、すっごく良かった韓国映画。
韓国映画は割と見ているんだけど、なぜかノーチェックだった作品。
この映画のすぐ後に「息もできない」を見て、こちらも猛烈に心を揺さぶられて
周囲に激しくオススメしているんですが、「息もできない」は見る人の好みが分かれる映画だと思うので
ライトな映画が好きな方にはこちらの「ハロー!?ゴースト」をプッシュしてます。



ハロー!?ゴースト 헬로우 고스트 2010年 韓国映画





ストーリーは
孤児として育ったサンマン(チャ・テヒョン)は生きる事に疲れ、何度も自殺を図る。
その度に失敗して、ある日川へ飛び込みまたしても助かってしまい病院へ運ばれたあと
何故か幽霊が見えるようになって
ヘビースモーカーのおじさん幽霊、泣いてばかりいるおばさん幽霊、エロじじいの幽霊、
食いしん坊の少年の幽霊の4人に憑りつかれてしまう。
霊媒師に相談に行ったところ、4人の願い事を聞いてあげるよう助言される。
サンフンは仕方なく願い事を叶える手助けをはじめるのだが・・



この映画は、絶対に、絶対に!!ネタバレを読んではいけません!
見てない方、ものすごくオススメな映画なので是非ネタバレ読まずにまず見てください!!


以下ネタバレあり


途中まで見てて、すごく盛り上がりがあるわけでもなくライトなコメディって感じて
普通の映画だよな~って見ていたんですが
それが残り10分、ゴースト達がサンフンの家族だってわかった途端
キムパを食べながら「!!!!」と気がついたサンフンと同じく「!!!!」ってなりました。
そこから涙腺崩壊(笑)
市場で食事の材料を買い物する時に、キムパ(海苔巻き)にはセリなのよ、
っていう所を、あとで気がつかせる演出とか巧い!と思う。
ゴースト達が家族だったってわかると、今までの行動がパズルを埋めるように理解できる。
サンフンのお父さんであって、お母さんであって、お兄ちゃんであって、おじいちゃんだったゴースト達。
この映画のうまいところは、なぜかラスト10分までゴースト達がサンフンの家族だって気がつかせない事。
気がつけば気がつきそうなんだけど、何でか気がつかないんですよね~



韓国映画はジャンルとしては多分一番サスペンス・バイオレンス系を見てるんだけど
ヒューマンも良い作品多いですね。

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2017年11月26日 (日)

花園神社酉の市

この間、新宿・花園神社の酉の市に初めて行ってきた。お目当は今や他では見れない見世物小屋。
蛇を飲み込むとか、生きた鶏を食べるとか聞いてたから、怖いけど期待して行ってみた。

花園神社は靖国通りの入口からは入れなくて、明治通りの入口から。
境内は沢山の屋台が出ていて、見世物小屋は入ってすぐ左手の奥にありました。

見世物小屋は昭和‼︎な雰囲気でおばさんが入口で口上をしてる。




中に入ると、部屋が分かれてたりはしなくて一つのステージをみんなで見る感じ。
ある演目をずっとループでやっているらしく、入口から出口方面にどんどんずれて行って、ここからここまで一通り見たら出口から出て行くシステム。
だから時間とか決まってるわけじゃなくていつ入ってもOK。

演目はほぼ今は人間な人魚のお姉さんの鱗プレゼントとか、
お姉さん達の箱抜け芸とか、生首少女とか。
ここでも口上の話術が巧みで面白いです。
1番の見せ場は火炎放射器女。蝋を口の中に垂らしてそれを火に一気に吹きかけて火炎放射器状態。これはなかなか凄かったです。
全体的に見世物小屋というより、演芸的な要素の強いステージという感じでした。
期待した蛇女さんとかは引退されたらしく見れなかった。想像したよりだいぶライトな演目でした。


そしたらなんと職場の姐さんが新宿出身なので、子供の頃毎年酉の市に家族で行っていて、
その時代の見世物小屋はもっとおどろおどろしい横溝正史みたいな世界観で妖しげで、何故か家族の中でお母さんだけが入りたがって、お父さんと娘で止めるという構図だったらしい(笑)
入口もこんな可愛らしい感じではなくて、字も絵も怖いし、中もいかがわしそうな雰囲気だったとか。

それこそ昔の見世物小屋って、特殊な体質だったりそういう人達を見せたりしてたんだもんね。今や人権侵害になっちゃう。

でも演目はライトだったけど、あの昭和感満載なステージとか音楽とかああいうのは文化として無くなってほしくないなぁ。




酉の市といえば熊手ですよね。
お商売をしてる人達なのか、大きな熊手を買って行っている方々も。
上記の姐さんのご実家もお商売をしていたので毎年買っていたようです。
毎年大きさを大きくしなきゃいけないと聞いたので姐さんに聞いたらそんな事はしてなくて毎年同じ大きさだったけど、飾りをその場で増やして貰ったりするらしい。



週末だったので参拝客も沢山で、食べ物の屋台も沢山出ていました。場所柄外国人も多いですね。
でもやっぱりお祭りはいくつになっても楽しいです。

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2017年11月20日 (月)

あの日の忘れ物は未だ獲れず

去る11/4、ルヴァンカップ決勝戦
埼スタまで行ってきました。
川崎フロンターレvsセレッソ大阪
どちらが勝っても初タイトルになります。

ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)決勝は2009年以来。
2009年もその前の2007年の決勝戦も私は国立競技場まで見に行きました。

ここ数年アンチ風間監督だったので、前ほど熱心なサポーターじゃなかったけど
今年から鬼木監督になり、鬼木は現役時代を見ているのでまた気持ちが戻ってきました。

今年はリーグも良い位置にいるし、ルヴァンも獲れるかも…!と期待を込めていざ埼スタへ。
自由席で朝から並ぶのはきついので今回はS指定席をとりました。

久しぶりの埼スタ



お天気もよくて暖かいし観戦日和。

菓子杯ではお馴染みの入場者全員貰えるお菓子は青い箱のルヴァンとまだ一般では未発売の赤い箱のルヴァンプライムでした。



S席でもちょうどゴール裏との境目に近い席のフロサポゾーン。
埼スタはサッカー専用だからピッチが近くてやっぱり良いですね。



入場の時のアンセムがオペラ歌手の皆さんの生の歌声で凄く格好良かった。
国家斉唱も女性のオペラ歌手の方でした。

コレオは横からだとこんな感じでした



お借りしたオフィシャルの画像だとこんな感じ



セレッソさんはカップマーク



そして試合開始。
で、1分も経たないうちに事件と言って良い出来事が…
23番エドゥアルドのミスから開始早々失点。
盛り上がるセレッソサポ。呆気にとられる川崎サポ。

まだ始まったばかりだし、前半のうちに追いつければ逆転のチャンスは充分あると思ってました。
しかしそのままハーフタイムへ。
後半になってもベタ引きのセレッソ相手にこじ開けられない。
ボールポゼッションは川崎優位だけど、
どんどん時間だけが経っていきロスタイム。
まだあと4分ある、走れ‼︎って応援したけどあんまり走れてないんですよね、選手たち。
結局ダメ押しでもう1点入れられ敗退しました。

もうね、(2000年の決勝はみてないので)3回目の決勝ともなると涙も出ません。
また今回もかぁと逆に笑っちゃう。
そして選手が挨拶に来るところも表彰式も別に見たくなくて、電車も混むし試合終了のホイッスルを聞いてそうそうと埼スタをあとにしました。

まぁあの川崎のサッカーを見てても勝てる気がしなかったのは正直なところ。
23番エドゥアルドは戦犯だなぁ。ミスは仕方ないとしてもまたその後もかなりヒヤッとする場面があったので、思い切りの良い監督だったら交代させたかもしれない。
その方が流れが変わって良かったかも。
ここ数年の川崎のサッカースタイルなんだろうけど狭いスペースでのパス回しは良い時はいいのかもしれないけど、あの1点先取されたルヴァン決勝では全く良いと感じなかった。
楔のパスも全然出ないし、ミドルシュートもないし、家長のクロスも怖さを感じないし、カウンターもないし。
パス回し一辺倒に思えた。

憲剛が現役のうちにタイトルを獲りたい、その気持ちはずっと変わらないけど
憲剛自身がインタビューで何が原因かわからないって言っちゃってるからなぁ。

何でフロンターレはタイトルが取れないんだろう。
決勝の舞台にからきし弱いよなぁ。
もうそうなるとメンタルの問題なのかな。
いわゆる勝者のメンタリティってのが足りないのか。
優勝慣れしてないっていうのか。一回でも優勝しちゃえば違うんだろうけど。
そういう意味では先行して行われた32節の鹿島vs浦和戦も見たんだけど、鹿島は勝つ事、勝ち切る事に慣れてるんだよね。

あと、我が家で話してるんだけどフロサポは優しすぎやしないか、ということ。
家族的な優しさのある繋がりのチームなのでそこが良さでもあるけど、もうそれだけの段階は過ぎてるんじゃないかと。
チームが上昇中の段階なら優しく応援するのはいいけど、優勝争いをするようになったら叱咤激励も必要なんじゃないかと。
ブーイングが良いという訳じゃないけど、優しく拍手で迎える事はしなくていいんじゃないかと。
それぐらいのメッセージを選手やフロントに伝えてもいいと思う。

今回も投げれなかった。



ここまで書いてなぜかUPしてなくて、32節のガンバ大阪戦も見ました。
勝ててよかった…26本だったっけな?それだけシュート打ってチャンスは何回もあって結局1点だけだったけど、勝てればいい。
ガンバ大阪のキーパーが当たってたのもあるし。

残り2試合で首位鹿島と勝ち点4の差。
上記で何でフロンターレは優勝できないんだろうと書いて、決勝の舞台にメンタルの面で弱いんだとしたら、カップ戦でなく、やっぱりリーグ戦で獲るしかないんだよね。
年間通して勝ち点を確実に積み上げてくしかない。
今年の記録だけ見ても川崎は鹿島に比べて負けの数は半分なのに(鹿島は8川崎は4、リーグ最少)
川崎は引き分けが多くて9、鹿島は1。
この差が大きい。
この取りこぼさずに勝ち切るところは鹿島の伝統とも言える強さなんだよね。
他力本願だけど、あと2試合でひっくり返せるか。
2003年みたいに勝ち点1に泣く、という予感がするんだけど、外れればいいなぁ。。

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