ハロー⁉︎ゴースト
ちょっと前に見て、すっごく良かった韓国映画。
韓国映画は割と見ているんだけど、なぜかノーチェックだった作品。
この映画のすぐ後に「息もできない」を見て、こちらも猛烈に心を揺さぶられて
周囲に激しくオススメしているんですが、「息もできない」は見る人の好みが分かれる映画だと思うので
ライトな映画が好きな方にはこちらの「ハロー!?ゴースト」をプッシュしてます。
ハロー!?ゴースト 헬로우 고스트 2010年 韓国映画
ストーリーは
孤児として育ったサンマン(チャ・テヒョン)は生きる事に疲れ、何度も自殺を図る。
その度に失敗して、ある日川へ飛び込みまたしても助かってしまい病院へ運ばれたあと
何故か幽霊が見えるようになって
ヘビースモーカーのおじさん幽霊、泣いてばかりいるおばさん幽霊、エロじじいの幽霊、
食いしん坊の少年の幽霊の4人に憑りつかれてしまう。
霊媒師に相談に行ったところ、4人の願い事を聞いてあげるよう助言される。
サンフンは仕方なく願い事を叶える手助けをはじめるのだが・・
この映画は、絶対に、絶対に!!ネタバレを読んではいけません!
見てない方、ものすごくオススメな映画なので是非ネタバレ読まずにまず見てください!!
以下ネタバレあり
途中まで見てて、すごく盛り上がりがあるわけでもなくライトなコメディって感じて
普通の映画だよな~って見ていたんですが
それが残り10分、ゴースト達がサンフンの家族だってわかった途端
キムパを食べながら「!!!!」と気がついたサンフンと同じく「!!!!」ってなりました。
そこから涙腺崩壊(笑)
市場で食事の材料を買い物する時に、キムパ(海苔巻き)にはセリなのよ、
っていう所を、あとで気がつかせる演出とか巧い!と思う。
ゴースト達が家族だったってわかると、今までの行動がパズルを埋めるように理解できる。
サンフンのお父さんであって、お母さんであって、お兄ちゃんであって、おじいちゃんだったゴースト達。
この映画のうまいところは、なぜかラスト10分までゴースト達がサンフンの家族だって気がつかせない事。
気がつけば気がつきそうなんだけど、何でか気がつかないんですよね~
韓国映画はジャンルとしては多分一番サスペンス・バイオレンス系を見てるんだけど
ヒューマンも良い作品多いですね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント