サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法 展
Tamamiさんにお誘い頂き、練馬区美術館で開催されている
「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展
を見に行ってきました。
Tamamiさんはフランスが大好き。
彼女のフランス愛とか、チョコレート愛とか好きなものが一貫していて
好きな物への造詣が深いので話を聞いていると楽しいし勉強になります。
練馬区美術館は西武池袋線の中村橋という駅にあります。
西武池袋線自体乗るのは初めてかも。
駅からすぐなのでアクセスの良い美術館です。
サヴィニャックの看板からしてもう可愛い!
展示もされていたこの絵がかなり気に入ってポストカードも購入しました。
鎮痛剤のポスターです。
下の馬は練馬と言えば大根と馬を組み合わせたネリマーマという彫刻。
親子で2匹いました。
他にも美術館前の公園部分には色んな動物の彫刻や遊具が。
美術館は内部は写真撮影禁止なのでロビー部分のみ。
入口からして可愛い。
内容は2フロア使った展示で点数も多く、見応えがありました。
夕方行ったので閉館ギリギリまでいて、最後のドキュメンタリーフィルムは全ては見きれませんでした。残念。
サヴィニャックはポスターの展示は見たことがあったけど、原画やリトグラフを見るのは初めてで勉強になりました。
サヴィニャックは94歳没と長生きだったので、割と最近の作品もあったりします。
主に戦後の1950年代から、2000年代までと半世紀以上に渡って活躍していた画家だと思うと凄いですよね。
日本でも森永チョコレートとポスターだとか、驚いたのがとしまえんのポスターも手掛けていた事。
サヴィニャックは人や、動物や子供なんかをモチーフに描いていますが
例えば人物の肌の色が真っ赤に描かれていても違和感がない。
バックとモチーフの色合い含めデザインの一部で人物というよりキャラクターという感じ。
あとはフランスのエスプリというかちょっとシュールだったりするのも特徴なのかな。
あと今回びっくりしたのが、使い捨てライターとボールペンで有名なビック。
ライターに貼られているロゴマークの頭がただの大きな●なのがちょっと奇妙で昔から気にはなっていたんですが、
このロゴマークもサヴィニャックのデザインだったとは!
もともとボールペンのポスターを依頼されて書いたサヴィニャックの絵から、逆にビック社がロゴマークに採用したんだとか。
あと、これは⁈と思ったのが
サヴィニャックが50年代に書いた毛糸のポスターのデザイン、どこかで見た事が…とおもったら
コムデギャルソンのハートのモチーフにそっくりじゃありません??
偶然なのか、コムデギャルソンがサヴィニャックにインスパイアされたのか…
この展覧会、見に行ってとっても良かったです。
会期が4/15までですが、もう一回行ってもいいかなとおもってるほど。
図録も購入したので説明合わせてゆっくり読んでみようと思います。
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