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2018年11月 9日 (金)

ウラジオストクの旅2018〜到着

定時にウラジオストクに到着しましたが、ここで不思議な現象。
ウラジオストクは日本より西側にあるのにもかかわらず、日本より1時間時計がすすみます
(日本が12時の時、ウラジオストクは13時)
ロシアはベーリング海の方にも国土が張り出しているのでそちらから区切っていくと
なぜかウラジオストクは日本より早い時間帯になるんですよねー

ウラジオストクでの入国審査。地方空港の小さな空港だし審査官のブースはそう多くなく少し並びました
パスポートとeチケット、ビザを渡して特に質問とかされずに終了。
ここで注意が必要なのは審査官が入力して渡してきた出入国カードを絶対に無くさない事。
無くすとホテルにも宿泊できず、出国する際にも必要になるので色々と大変らしい。
スーツケースをピックアップして無事に入国。
ウラジオストク空港は国際空港だけど小さな空港です。ケアンズの空港と同規模かな。

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ついてすぐに夫が「煙草を吸いたい」というのでいったん外にでました。
喫煙所はタクシーとかバスを乗るゾーンに灰皿があります。
吸い終わって、中に入ろうと出てきた扉のところに戻ったら係員にNGと言われあっちの入口へ行けと。
そして入口の方へ回ったら、なんとここで荷物検査と身体検査ー
ロシアでは鉄道駅もそうだったけど、施設内に入るのにX線検査があるんですよー
ちょっと面倒なので、空港内の出入りは最小限にしましょう。

19:05にウラジオストク空港に到着だったんですが、注意すべき点として
まだ19時だというのにも関わらず、空港内の両替所は閉まってます。
その情報は得ていたので、初の海外キャッシングに挑戦しようと
下の写真にもあるエスカレーター脇にいくつもATMがあるのでチャレンジ。
ロシア語の他に英語表記があったのでやってみたんだけど、途中までスムーズにいって
金額も指定して、あとはお金が出てくるだけってところでカードが戻ってくるのと変なレシートだけ出てきてお金が出てこない!
これは焦った!キャッシングなんて初めてなのでお金が出てこないことに軽くパニックになる。
レンタルwifiつけて調べながらまたやってみる。でもやっぱりできない。
どうもお金が出てこないのは借りちゃってる状態にはなっていないけど、なんでかダメで
他のクレジットカードを入れてみても、他の機械でやってみても結局できなかった。
事前の情報でもキャッシングできないことがあるので、レートが悪いけど少額でも日本でロシアルーブルに両替はしていった方がいいと書いてあったので、念のため成田で5千円ほど両替しといてよかった。
結局あきらめて、翌日以降ウラジオストクの街中の両替所で両替することにしました。


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次は空港からウラジオストク市内へ行く手段。
エアロエクスプレスという成田エクスプレスみたいな特急電車があるんだけど
なんと1日に5往復しか運行していなくて、19時だとすでに終電後(汗)

あとはウラジオストク駅行のミニバスもあるんだけど、乗れる人数も限られてるみたいだし
タクシーもそんなに高くないのでタクシーで行く事にしました。
空港へ降りると白タクの運ちゃんが話しかけてきますがそこは無視してタクシーブースへ(写真は昼間)

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ここに行ってウラジオストクまで行きたいと告げると配車してくれて定額の1500ルーブル。
紙に外にくるタクシーの番号(ナンバープレートと、番号が車体にも書かれてる)を渡してくれます。
このタクシーブースだとクレジットカードも使えるし、ウラジオストク市内のレストランやコンビニみたいなところでも
大抵はクレジットカードが使えたので初日、ルーブルの持ち合わせがなくても何とかはなります。
でももしカードが何かしらで使えなかったりすることを考えるとやはり少し現金があったほうが安心かな。
タクシーブースで20分くらい待ってね、と言われた通り待っていたらやってきました。
男性のタクシードライバーさんで、とっても無口。基本的に英語が通じないからね。
ウラジオストクのタクシーはメーター制でなく交渉性なのでメーターついてません。
来たタクシーは日本のハイブリット車で、日本語の表記そのまま使っていました。
夜道をびゅんびゅん100キロで飛ばします。そして運転手さんも基本的にみんなシートベルトはしてない。
空港から市内までは約50キロあります、約1時間で市内まで。途中ちょっと渋滞の箇所がありました。
ホテルに到着して、もう料金は払ってあるのでそのままでOK。
このタクシーの先払いシステム、わかりやすくて助かりました。

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2018年11月 5日 (月)

ウラジオストクの旅2018〜S7航空

ウラジオストク行のS7航空は羽田発はないので成田空港まで。
夕方の便なのでお昼頃に家をでて成田エクスプレスで成田空港まで。

S7はアライアンスがワンワールドになるので成田は第二ターミナルを利用。
JALマイラーなのでいつも必然的に第二ターミナルになりがちなんだけど
免税店とか本当は第一ターミナルの方がいいな~って思ってる。
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S7のカウンターについた時には前にロシア人家族が1組手続きしているだけで、全く並びませんでした。
いつものように予約してあったレンタルWifiを借りて、そうそうと出国審査。
そしたら、「日本人の方はこちらへ~」って係員に言われて行ったら自動化ゲートが!
パスポートを指定の場所に置いて、透明な板の部分が顔認証になっていて認証するとゲートがひらく。
この間ものの1分もかからないくらいなので本当に楽ちん!
パスポートにスタンプを押してもらいたい場合は係官がいるので押してもらえます。

第二ターミナルの出国後エリアもちょっときれいになった感じ。
こんなおしゃれなテイスティングバーもあったりして。
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S7の搭乗口はサテライトの端っこの方。
サテライトに行くには昔はシャトルみたいなやつでしたよね~
そこが今は歩く歩道とカフェや休憩できるベンチが沢山できていて(スカイラウンジ和ってエリア)
訪日外国人向けの着物着付け体験のスペースなんかもあってきれいになってました。
ベンチは本当に沢山あったので、シンガポールのチャンギ空港みたいにゆっくりできるエリアが増えたと思う。
東京西川のAiRっていうマットレスの体験ゾーンみたいなのもあって快適に寝れそう。

定時に搭乗。特典航空券でとりましたが事前の座席指定も可能だったのでしていきました。
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黄緑色のカエルみたいなS7航空。
往路はほぼ満席。半分以上がロシア人の乗客で日本人は少なかった。
というか日本人の個人旅行者は数組しかいなくて、他の日本人は十数名の慰安旅行とみられるおじさまの団体様でした。

S7はロシア最大のLCCなので、機体的には個人モニターとかないLCC的な作り。
3-3の座席配列でシートピッチ的にはそんなに狭いわけではないし国内線とおんなじような感じ。
でも機体は新しくて綺麗でした。
そして何がいいってCAさんが美しい!
乗ったそばから「CAさんが可愛い可愛い!」とはしゃいで夫に「一緒に写真でも撮って貰ったら?」と言われる始末。
いや、でもあんな小顔で可愛いCAさんとちょっと並びたくない・・・
CAさん自身も美しいんですが、制服がまたレトロな感じで可愛いんですよ~特にあの帽子!
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定時に搭乗でしたが、離陸するまで30分近くかかりました。この時間ってちょっとイライラするんですよね。
機内アナウンスはロシア語、英語、定型文ですが日本語の放送もありました。

離陸してしばらくするとLCCですが機内食がでます。

チキンかチーズのサンドイッチと飲み物(アルコール類はロシアの法律に基づき提供できないそう) サンドイッチはチキンにしました。パッケージが可愛い。

ホットの紅茶を頼んだら、入れる?って聞いてきてレモンを入れてくれました。
事前情報でサンドイッチがパンがぱさぱさで美味しくないって聞いていたけどそんなことはなくて
パンにナッツが入っていて逆に美味しいと思った。
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モニターとかないけどスマホに動画をダウンロードしていったりすれば問題なし。
成田の離陸が遅くなったのにもかかわらず、飛行時間自体はほぼ2時間で定時にはウラジオストクに到着しました。
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2018年11月 2日 (金)

ウラジオストクの旅2018〜プロローグ

このたび初めてロシアへ行ってきました。
周囲に「ロシアへ行ってきた」と言うとほぼ全員「なぜにロシア!?」と驚きます。

もともと特別興味のあった国ではなかったロシア。
しかし以前近場の海外渡航地を調べていた時に浮上したのがロシアのウラジオストク。
ロシアはご存じの通り広大な国土で、それこそ首都のモスクワなんかはヨーロッパ諸国側の西側なんですが
ウラジオストクは日本海隔てたすぐ向こう側。朝鮮半島のちょっと上なんです。
「一番近いヨーロッパ」なんて言われる位、2時間ちょっとと距離は近いのに文化圏はアジアとは違う。
前から候補になっていたものの、毎日飛行機が運航していなかったり、
昨年まではロシアへはビザが必要で大使館まで出向くか、お金を払って業者に頼むかをしなければならず
ちょっと面倒かなーと思っていたんですが
昨年の夏にビザが緩和されて、ウラジオストクのある沿海州のみの渡航に限って(他州に行くのはNG)
事前に無料の電子ビザを申請してとることが可能になりました。
(今年の8月から同じ極東ロシアのハバロフスク、サハリンも電子ビザが導入されました)

そして消化しなくてはいけないJALマイルがあり、
S7航空が提携航空会社になっているのでウラジオストクへの直行便がとれる!しかも必要マイル数が少ない。
飛行機の運航している曜日の兼ね合いもあり3泊4日でウラジオストクへ行く事にしました。

事前に申請した電子ビザですが、ちょっと苦戦しました。
入力は日本語ページがあるので問題ないんですが、顔写真をアップロードするのにJPEGでサイズの規定があり
このサイズ変更がうちにあるmacだとうまくいかず苦戦しました(Windowsだとすぐできる)
でもなんとかアップロードして、週末をはさんですぐにビザが取得できました。
ビザを見るとキリル文字なので全然読めないんですが、特に面白かったのが自分の名前。
ローマ字じゃなく、キリル文字表記になっているので、私の名前ってこうやって書くんだ!と驚きました。
初ロシア旅行記のはじまり〜

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