すみだ北斎美術館と江戸ツアー
かいこさんに誘われて両国にあるすみだ北斎美術館でやっていた
「変幻自在!北斎のウォーターワールド」展を見に行きました。
両国駅で待ち合わせ。
お昼時だったので腹ごしらえにランチは折角の両国なのでちゃんこにしました。
両国って今までちゃんと来た事がなかったんですが、色々ちゃんこ屋さんもあるんですねー
調べたら駅前に「安美」という安美錦関の後援会の方経営のちゃんこ屋さんがあったので行きました。
安美錦関、まだ現役なんですよね‼︎
しかもこの夏場所で史上最年長で再入幕!
歳が割と近いし、お顔が友人に似ている事もあって若い時から馴染みのある力士なので頑張って長く現役を続けて欲しいです。
ちゃんこはお昼のランチセットがいくつかあって、つみれのちゃんこも惹かれたんですが
お肉やお魚の具沢山のちゃんこにしました。
お味は醤油ベースと味噌ベースが選べて
かいこさんは醤油、私は味噌にしました。
味噌味はもっと濃いかと思ったらあっさり優しい味で、醤油味の方がしっかり味。
どちらも美味しいですが、味噌の方が好みかな。
1人分のお鍋ですが、小鉢もついているし
お鍋もボリュームがあって、鳥や豚、お魚も切り身で何種類も入って蟹や帆立も入って具沢山でとっても美味しいです。
この日ちょっと肌寒かったし風邪をひいていたのもあってお鍋の温かさが嬉しいです。
入り口付近にあった大入袋。
色々な力士の手型もありましたが、びっくりする位大きい‼︎お相撲さんて大きいんですよねー
今まで一回もお相撲見た事がなくて、一度は行ってみたいと思ってます。
お腹もいっぱいになって北斎美術館へ。
ちょっと変わったデザインの建築。妹島和世設計。
想像していたよりこじんまりとした大きさの美術館でした。
3、4階部分が展示室で、企画展示室と常設展示室があります。
今回の企画展は北斎と水にまつわる展示でした。
企画展示室は写真NGですが、常設展は写真OKな作品もあります。(一部写真NG)
ウォーターワールド展でもメインだった
神奈川沖浪裏(海外ではグレートウェーブで有名)は常設展でも飾られてました。
北斎って本当に構図が大胆でカッコイイですよね。
この波の表現もなんどもなんども何十年と書き続けてきたんだと、この美術館に来て改めてわかりました。
北斎は江戸時代なのに90歳まで生きて長寿だったので、沢山の作品があり、しかも書いているジャンルも富嶽三十六景みたいな有名なものから、
北斎漫画や、春画や妖怪とか色々。
そして今回知ってびっくりしたのが、櫛や、刀の鍔のデザインとか建築物の装飾までデザインしていて
画家なだけじゃなく、プロダクトデザインとかイラストレーター、漫画家、お弟子さんもいたので先生と相当多岐に渡って活躍していた模様。
当時がどうだったのがわからないけど、現代でいったら売れっ子アーティストで儲かるだろうな(笑)
あと驚いたのがこの神奈川沖浪裏でも使われている青色(藍色)はずっと日本の顔料だとばかり思っていたらベロ藍(ペルシアンブルー)という舶来品なんですね‼︎
清国商人がイギリスから輸入した余剰品が大量に日本に入ってきて広まったらしいです。
江戸後期、西洋画を書いていた人やアルファベットが入った絵もあり意外でした。
こんな精巧に出来た北斎と娘のお栄も。
タッチパネル式の機械が何台かあって、ゲームみたいなのが出来たりと遊べる工夫も。
英語にも対応していたので外国人も楽しんでいました。
訪日外国人も多いのもあって、半数くらいが海外からのお客さんでした。
こじんまりした美術館だと思ったけど案外見所が多くて、気がついたら3時間くらい見ていました。
両国から大江戸線で移動して上野へ。
お目当はまたみはしのあんみつです。
回し者のようにみはしのクリームあんみつの美味しさを力説してまわっている私(笑)
かいこさんも数年越しにやっと一緒に来る事ができました。
白玉クリームあんみつ♡
辛党のかいこさんにも、これは美味しい‼︎と
気に入って貰えました〜よかった^_^
ちゃんこ鍋食べて、浮世絵を見て、あんみつ食べて江戸のいいとこどりのツアーでなかなか良いコースの一日でした。
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