2009年10月 4日 (日)

堀井和子さんの「クーリエ」展

学芸大学にあるCLASKAギャラリーDo にて
堀井和子さんの「クーリエ」展に行ってきました。

堀井さんといえば私の乙女時代(?)からの憧れの人であるのですが
ここ数年は本を出されるだけでなく、イベントでデザインした食器や
コラージュの作品などの展覧会もされています。

今回の「クーリエ」展は「クーリエ=郵便」にまつわる展示。
展覧会にも堀井さんが実際やりとりされた封書を展示なさっていたりしました。
前に一回堀井さんからお手紙の返事をいただいた時
切手は花火の記念切手で、堀井さんのセレクトだ〜と思うとよりドキドキしました。

今回はその手紙にまつわるものとコラージュの作品、
盛岡の釜定さんと一緒に作った南部鉄器の文鎮、それをいれる富士山がモチーフのコラージュの箱。
文鎮はドーナツ型と限定の富士山があったのですが悩んで限定の富士山の方にしました。
箱は悩みに悩んでひとつ選びました。
こちらはまだ展示が続くので終わってから受け取りにいきます。

切手型のシール、切手いれのシャーレ。
Img_7201

前にCINQのイベントでは整理券が出る程ならんで、狭い店内にも人が溢れてしまっていましたが、
今回はそれほど並ぶ事はなく、人数も最初は少しづつ調整して入場だったので
よりゆっくり見られる事もできてすごくよかった。
並んでいる時、前に並んでいる女性が話しかけてきてくださって
堀井さんや彼女が持っていたmina perhonenの話をしたり
私が選んだコラージュの箱を「もしかしてこれですか?」とピタリと当てられて驚きました。
彼女が選んだ箱はちょうど私のお隣に展示してあった箱でまるで双子のようです。
たまたま彼女のお友達も別で来ていたのでお話しできたりして、出会いがあって楽しかった。

堀井さんとも少しお話をさせていただいて
中学生の事から堀井さんの本をみて憧れたったDEAN&DELUCAのSOHO店に今年行った話をしたら
アメリカに住んでいたころ行ったサンタフェの話やカルダー展の話をしてくださって
華奢な堀井さんだけれども、実際はこの人のなかにすごくパワーがあるんだろうなと感じました。
ご自身でも仰っているように好奇心が旺盛で、きっと活動的な方なんだろうな、と。

今からコラージュ箱をどういう風に額装して飾ろうか考えると楽しみです。

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2009年9月30日 (水)

こころ

好きな本は?と聞かれたら沢山思い浮かぶけれどこの一冊は必ず入る。

夏目漱石の「こころ」

Kokoro

最近、新潮文庫の限定スペシャルカバーで出た「こころ」を買った。
文庫本を持ってはいるけど、このデザインを見た瞬間買い足したくなった。
真っ白い表紙に金の型押し文字。
帯は白に少しだけ1968年の表紙に使われていた模様が入っている。

この新潮文庫の単色限定カラーは他にも出ていて揃ってみるとカラフル。
でも「こころ」に真っ白を選んだセンスは素晴らしい。

「こころ」を初めて読んだのは高校三年生の時。
国語の教科書に載っていた。
教科書には三部からなる「下 先生と遺書」の最後の方の部分が載っていた。
私は本を読むのが好きだったし、国語だけは唯一成績もよかったけれど
教科書に載っているもので、「続きが読みたい!」と渇望するほどのものはなかった。
でも「こころ」だけは違った。

私とKはどうなるのか。
夢中で教科書を読み進んでいった。
そして衝撃の四十八項。
初めて読んだ時のあの感覚が忘れられない。

うちには文庫本の「こころ」がたまたまあった。
最初から読み進めていった。
当時私は恋愛をしていて、彼と待ち合わせをして待ってる間によく読んでいた。
「こころ」を手にとるとその頃のことをちょっと思い出す(遠い目)

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2009年2月 8日 (日)

時には銀塩で

写真は最近はもっぱらデジカメで撮っている。
普段はコンパクトデジカメを持ち歩いて、旅や野鳥撮影の時は一眼デジカメ。
もともと写真を撮るのは好きだったから、その前は一眼レフの銀塩(フィルム)を使っていました。

でもデジカメを使うようになってから銀塩で写真を撮る事はめっぽう少なくなった。
銀塩の写真の美しさは言うまでもなく、デジタルでは追いつけないとわかっていても
デジタルの便利さにはかなわない。すぐ撮った写真を確認できるし、PCで加工もしやすい。
それにフィルム代も現像代もかからない。

しばらく私の銀塩の一眼は眠ったままでいた。

写真家・菅原一剛さん
の本「写真がもっと好きになる。」を読んで久しぶりに銀塩で写真を撮りたくなった。
この本はwebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載を書籍化したもの。
その中の記事時にはフイルムを使って、贅沢を知る。
デジカメではなくフィルムを使って写真を撮ることは「ドキドキする」体験として書かれていて
写るのが当たり前になってしまっている今の写真のありかたにはっとさせられました。
(上記の記事「時には〜」リンク貼ってあるので是非読んでみて下さい。キリンの写真がすごく素敵です)


銀塩一眼をしばらくぶりに出してきた。
撮りたいのはやっぱり今なら野鳥よね(笑)
特に色が綺麗ならなおよし、とルリビタキに的をしぼって撮影に出かけた。

久しぶりの銀塩はデジタルにくらべて案外軽い。
作りは昔ながらシンプルな構造の分そうなのかもしれない。

さっそくモズがいたので一枚試しに撮ってみた。
カシャン、という一眼独特の音はデジタルでももちろん感じるけど
銀塩だとそれがすごくゆっくりと重く感じられた。
ここでデジタルだとすぐにモニターで写り具合を確認できるけど、銀塩はそうはいかない。
ルリビタキにも運良く出会えて、何枚か撮ってみた。
でもピントが合っているか(野鳥は風景と違って動きも速いから難しい)不安で
その日は天気もあまりいい状態ではなかったから露出も不安だった。
菅原さんが「どうか、写っていてくれますように!」とドキドキしながらシャッターを押してみて、
と言っていた本当にそんな気持ちでいた。

そして撮った写真。

Ruri


現像があがってくるまで不安でした。
でも案外ピントも合ってちゃんと撮れていて嬉しくなった。
デジタルとは違う、深い陰影のある色の綺麗な写真に写ったと思う。
ルリビタキの色も、本当に綺麗な瑠璃色でお腹に所に入る黄色もはっきりと感じられる
眼で見たときと同じ雰囲気に写し取れたと思う。

この写真はネガスキャンしたノートリミングのもの。
いつもデジカメで撮っている野鳥の写真はよほど近くでとれたもの以外はトリミングしてUPしています。

おまけで嬉しい事もありました。
ルリビタキを撮る途中、ん〜なんの鳥だろ。ずっと探し求めてるトラツグミに似てるけど・・
と思って撮った写真、現像があがってきたら紛れもなくトラツグミでした。
ちょっと遠くてしかも目立たない色合いの鳥なので
UPするにはネガスキャンでデジタルズームするには耐えられない程度の写りなんだけど。

ブログにUPしたりするにはやはりデジタルが便利でいいと思うし
コスト的にもやはりかなわないと思うけれど
たまには銀塩で撮ってみるのも原点回帰でいいな、と思えたいい経験でした。



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2008年11月20日 (木)

LA GROTTA MISTERIOSA

海外に行くと、必ず行くのが本屋さん。
そして特に絵本のコーナーは絶対に見ます。
からきし外国語はできませんが、絵本を見るのは大好きです。
そのお国柄によっても画風が違っていたり楽しめます。
なので、自分用のお土産に絵本は大抵1冊は買って帰ります。
家族にもお土産には必ず絵本をリクエストしているので家には色々な国の絵本があります。

特に私が好きなのは仕掛け絵本。
飛び出す絵本や、素材が凝っていたりすると楽しい。
あ、でも純粋に絵が気に入ったオーソドックスなのももちろん好きです。

今から12年前、イタリアで買った絵本は今でも大好きな一冊です。
「LA GROTTA MISTERIOSA」
直訳すると「不思議な洞窟」
蛇腹状になっている絵本で表裏両方に絵が描いてあります。
中央のくりぬかれた部分は透明のフィルム状になっていてそこにも絵が描かれています。
Img_4517 Img_4518

同じ形の表裏ですが、こんな形になっています。
Img_4519_2 Img_4520

恐竜だったところが魔人になっていたり。
工夫が凝らされているのが楽しいです。


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2008年9月14日 (日)

よしもとばなな

久しぶりに、よしもとばななさんの「王国」シリーズを読み返した。
「王国」は三冊からなる雫石という名の女の子が主人公の物語。
よしもとばななさんの本は好きなので大抵のものは読んでいると思うのだけど、
「王国 その1アンドロメダ・ハイツ」は自分の中で好きな話。
人々を癒す不思議なお茶をつくるおばあちゃんと暮らす雫石が
山を降りて、街で暮らしはじめ影響をうける人達に出会う話。

その中でとても好きな一節がある。

『山はいつもこちらに何もかも与えてくれたのに、
人間はそんなことを謙虚に受け止めようともしない。
もしも植物がなくなったら、人は大好きな肉さえ食べられなくなる。
陽射しさえ、もう浴びることができなくなる。酸素もなくなる。
ちょっとだけください、と言っていた時代はとうに過ぎ去り、
今や人間はおかわりを遠慮しない居候のようなずうずうしさだ。
   』

よしもとさんの的を得た表現方法に脱帽です。

バリ島へは新刊の「サウスポイント」を持っていって
テラスや、プールサイドで読んでいました。
ハワイが出てくる本だから、同じ南国の風を感じながら。


よしもとばななさんに本をいつも読んでいて感じることがあって、
それが自分でも何て言っていいかわからなかったのだけど、
どこかの本に対するレビューで「これだ」とわかった事がありました。

本の内容を思い出せない。

これは悪い意味でなく、いい意味でです。
読んでいる時は夢中で読み進んで読後感も満足するのですが、
細部が思い出せない。

しばらくすると、だいたいこんなだったな、という物語はあるのだけど
うる覚えにしか覚えていない。

読んでいる時はどっぷりその世界に浸かっていて
浸かりすぎているのか忘れてしまう。
なんだか不思議な体験。








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2007年9月 3日 (月)

鷺沢萠

本を読むのは好きです
だいたい読むのは日本の女流作家の物が多いです

好きな小説家がいました
鷺沢萠さんです

彼女の小説は多分全て読んだと思います

好きなのは「大統領のクリスマスツリー」
幸せだった夫婦がいつのまにか距離ができていってしまう様子を描いた物語なんですが
印象的なシーンは主人公が幸せだけど生活に苦労している時、鏡の中の自分を「きれいだ」と思い
その後夫の裏切りを知り夫の恋人の事を「あの頃の自分のように彼女はきっときれいなんだろう」と思うシーン
悲しいけど切ないけど納得してしまう好きなシーンです

鷺沢萠さんは取材の途中自分のお祖母さんが韓国人だった事を知ります
(お祖母さんはその事を亡くなるまでずっと隠していたらしく知ってしまった事に対して複雑な気持ちになったと語っています)
自分のルーツが韓国にある事がわかり韓国の大学に留学します
そして在日韓国人を主人公にした小説も書いています

「君はこの国を好きか」
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この小説を読むまで私も不勉強なため在日韓国人について多くを知りませんでした
ある意味とても勉強になった一冊
この本は是非読んでもらいたいおすすめの一冊です

エッセイも何冊も書いていますが犬好きとしてはツボなのは
「コマのおかあさん」
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すっごく共感できるのは
鷺沢さんは貰い手の見つからない成犬の雌犬を里親として迎えた事
自分が飼ってあげなきゃこの子はダメだろうな〜と愛犬コマとの生活が始まります
コマはザ!雑種!って感じのとってもかわいい女の子です




鷺沢さんの事を冒頭で
「いました」と過去形になってしまったのは
彼女が2004年4月11日に35歳という若さで自殺してしまったから

しかも自宅で自殺してそこには愛犬コマもいました
コマの気持ちを考えると・・
(その後コマは鷺沢さんの実姉に引き取られたそうです)
「コマのおかあさん」の中で鷺沢さんは
(飼うなら引き取り手のない犬にしようと思っていた)自分の事を
『うすらいい人』と揶揄していましたが
残された者の事も考えず自死を選んだ彼女は『うすらいい人』だったのでしょう

新刊を楽しみにしていた作家だったのに早すぎる死は残念でなりません

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2007年7月11日 (水)

銀河鉄道の夜

私が有するCDの中でもかなりお気に入りなのが
細野晴臣のサントラ
Gingatetudou 銀河鉄道の夜
このジャケットのデザインも好き









云わずと知れた宮澤賢治の童話「銀河鉄道の夜」のアニメ映画のサントラです

アニメ映画の銀河鉄道の夜を小学生の頃映画館に見に行きました
ジョバンニやカムパネルラをはじめとする登場人物が猫として登場する映画です
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子供の頃に見たこの映画はずっと印象に残っていて
その中でも音楽が脳裏に焼き付いて離れませんでした
大人になってからも気になって調べてそれがやっと細野晴臣さんの音楽と判明しました
細野晴臣といえばご存知YMOの一人です
坂本龍一の音楽もかなり好きなんですが(基本的に反復音楽が好き)
YMOって本当にすごいグループなんだって改めて思います

この映画の銀河鉄道の夜、全編暗くもの悲しげな雰囲気が漂っていて
でも子供だからといってその雰囲気が理解できない訳ではなくて
また大人になってから見ても、アニメだけど原作の雰囲気を壊す事なく
漂っている感じをうまく描いていると思います
そして音楽がぴったりはまってすごくいいんです

銀河鉄道の夜の物語にはタイタニック号の話が出てくるんですが
細野晴臣さんのお爺さんが唯一日本人で乗船していて生還したらしい
(この時他人を押しのけて助かった日本人としてお爺さんは生涯非難をあびて弁明する事なく亡くなったらしいんですが、これは全くの誤報で実際は他人を押しのけたりする事実はなく、最近になってやっと誤解が解けたらしいです。
その時代不当な人種差別によってそんな話になってしまったようですが
お爺さんの弁明をしないで非難に耐えた姿はその時代の日本男児の姿だったのでしょうね)
なんだか物事って不思議な縁がありますね

最近映画の事を考えると私にとってサントラは映画の善し悪しに随分と影響していると感じます

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2007年5月 6日 (日)

憧れの人・堀井和子さん

ずっとずっと私の中の憧れの人
堀井和子さん
粉料理研究家で最近ではテーブルウェア研究家としての肩書きでも
色々な雑誌や本にでています
もともとは雑貨のスタイリストさんなんですよね
BAGELのユニット名で食器のデザインをしていたことも

堀井さんが出版した本は絶版も含めほとんどもっています
数年前からCINQでも企画展がありオリジナルの食器やテキスタイルが売られていて
そういった時は必ず足を運ぶほどある意味マニアです(笑)

堀井さんの本を初めて手にした時の事を鮮明に覚えています
中学校1年生の雨のある日友達と一緒に書店に行き
お菓子作りが好きだった私はお菓子のレシピ本を探していました
生意気にも友達に
「本の中でも写真とかきれいな感じの本がいいな〜」と言っていたら
近くにいたきれいな女性(たしか妊婦さん)が話しかけてきて
「だったらこの本なんてどう?写真も素敵よ」と
すすめてくださったのが『堀井和子の気ままな気ままなおかしの本』でした
一目で気に入った私は女性にお礼を言って購入しました

『気ままな〜』はシリーズになっていて今では絶版になってしまったけれど
堀井さんの数多くの本の中で一番好きです
最近は違いますが昔の堀井さんの本は
文章・レシピ・写真・イラストをすべてご自身で手がけられていて
その一つの世界を自分一人で作られていることに感銘を受けました
ものすごくセンスが良くて
ご主人のお仕事で数年暮らしたアメリカNJ州の話や
フランスの旅(堀井さんは大学でフランス語を勉強されていたので語学が堪能です)の話
難しくない家庭のお菓子のレシピや写真のスタイリングにしても
ずっと色あせない独自のセンスだと思います

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私の宝物です
本の上のお手紙、堀井さんにいただきました!
上記の堀井さんの本との出会いやちょっとした絵を入れて
お手紙をお渡しした事があったんですが、なんとお返事をくださったんです
ハンス・フィッシャーのポストカードの裏に近況など直筆で書いてくださいました
嬉しくて嬉しくて小躍りしました

CINQのイベント等でもご本人に何度か直接お会いしてますが
小柄で声が高くてとても可愛らしい方です
その時も私がもっていたmina perhonenのバッグを誉めてくださり感激

堀井さんのような暮らし、憧れです

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2007年4月13日 (金)

モモ

最近はあまり沢山読んでいませんが
読書は好きです
活字中毒になると本ばかり読んでいる時期もあります

私が読書好きになったきっかけの本は
この本以外にありえません
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ミヒャエル・エンデ作

   『モモ』











小学校5年生の時に図書室で借りて来て
家に帰ってから読み始めたらとまらなくなって
部屋の中がだんだん暗くなってきているのも気がつかずに
一気に読んでしまいました
そこまで夢中になって読んだ本は初めてで
この物語の世界にどっぷりはまりこんでしまいました
エンデ自身による怪しげな絵も世界を一体化させていますよね

数年に一度読み返してみますが
大人になったらなったで「灰色の男達」の存在が
すごく近くに思えたり・・

その後読書好きになった私は図書館で色々な本を借りたり
本は基本的に買ってもらえたのでシリーズで集めたりしていました
「ライオンと魔女」「ふたりのロッテ」
そして「クレヨン王国」のシリーズが大好きでした
花ウサギ、七つの森、月のたまご・・・

童話の他にも“ティーンズハート”や“コバルト文庫”も
もちろん読んでいました
懐かしいな〜

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2007年4月 4日 (水)

憧れの無花果

無花果(いちじく)は子供の頃から憧れの果物でした
今でも好きな植物で絵のモチーフとしても好んで描いていて
香りも野性的で大人な感じがして好きです

「ふくろにいれられたおとこのこ」という絵本が大好きで
幼稚園で毎月配布される「こどものとも」という絵本の一冊でした
030319 フランス民話 
山口智子 再話 
堀内誠一 画








あらすじは
ピトシャン・ピトショはイチジクを窓際で食べていましたが
最後の一つを庭に落としてしまいました
すると落ちた実はたちまち大きなイチジクの木になっ てどっさり実をつけました
木に登っていると袋をかついだオニがやってきて「枝よ低くなれ」と唱え
ピトシャン・ピトショを木から落として、袋に入れ てしまいます
ピトシャン・ピトショはオニの家に連れて行かれる途中で脱出して袋に石をつめ
オニの家までこっそりついて行き、最終的にはオニをそそのかして
オニを殺す?ような最後は結構残酷な話です

この絵本を今でも大切に持っていて
絵がコミカルで色合いもはっきりしていて大好きです
このイチジクがすごく美味しそうで子供の頃から憧れでした
私の中では、いちじく=ピトシャン・ピトショなんですよね

仲良しのKと家で無花果の話になった時
Kが「いちじくと言えば子供の頃好きな絵本で・・」と言われて
本棚から「もしかしてこれ!?」とこの絵本を出したら
ビンゴ!同じ絵本でした
幼稚園当時Kと私はそれぞれ東京と福岡別々に住んでいたのに
同じ物が好きだったんですよね〜
お互い気持ち悪いくらい好みも似ているし好きな物もわかっているので
私が19歳の頃イタリアへ旅行へ行って自分用に買って来たお土産と
(それをKに見せた事はなかったしガイドブックに載ってる店でもない)
Kが新婚旅行で3年程まえにイタリアへ行ったとき買って来てくれた
私へのお土産が、形こそ違えど色、柄同じ物でした
世界中どこへ別々にいっても同じ物を選べる自信があります(笑)

この絵本は数年前復刻版として出版されたのでKにプレゼントしました
絵本は大好きで海外の物も含めて沢山あるので
順を追って紹介したいと思います

あ、そうだ誰か「あじさいホテル」という絵本を知りませんか?
あじさいの花ひとつひとつが部屋になっていて咲く季節だけ
みんなが雨をしのげるようにホテルをひらいて
かたつむりとか泊まりにくるっていうような
お話だったと思うんですが・・
子供の頃家にあった絵本でもうなくなってしまっていて
読みたいんです〜

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2007年2月 8日 (木)

永遠の野原

私の最も愛する漫画です
Eiennonohara 逢坂みえこ著「永遠の野原」








1988年から1998年までぶーけで連載されていた漫画です
きっかけは当時まだ子犬だったcherieに表紙の犬が似ている!
と姉が単行本を買って来たことでした

漫画のあらすじとしては、二太郎という名の高校生の男の子が主人公で
二太郎が高校生から大学生になるまでの数年間の
恋や友情など悩み多き時代を描いています
そして姉の一姫の物語などオムニバス形式で物語は展開します

この漫画はせつない話が好きな人や、犬好きには本当におすすめです
飼い犬のみかんが本当にかわいい!!
犬と暮らした事のある人なら、なんともいえない気持ちになると思う

何度読み返しても大好きで
絵もあっさりしていて綺麗だし
モノローグの部分は本当に詩的で
すごくいいな〜と思う

最終刊を読む時は終わってほしくないよ〜とホントに思いました
でも優れた漫画ってだいだいもっと読みたい!ってくらいで終わるんですよね
編集部の意向か売れた漫画はずるずる続いて面白くなくなって行く場合も多いので
まだ続きが読みたい、と思わせるくらいがちょうどいいのかもしれません

ああ、うまくこの漫画の良さを書ききれないくらい
私にとって大好きな漫画です
普通の人たちの日常で、恋や友情や進路や仕事や結婚や
様々な悩みがあって苦しんで
でも人生っていいな、と思える漫画です

ほっと気持ちが温かくなる、でも胸が痛くなる
静かでせつない物語です

泣けます・・・

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