三食ごはん
以前にも「花より青春」の記事でちらっと書いた韓国バラエティー番組の「三食ごはん」
すごく面白くて配信されていて見られる分は全て見ました。
「三食ごはん」は花より~シリーズと同じtvN制作、ナPDの番組です。
ナPDはtnNの名物プロデューサー。
プロデューサーだけど、しょっちゅう画面に見切れたり、音声が入ってたり
打ち合わせ場面だと普通に出てきたりします。
「水曜どうでしょう」の藤村に近い感じかな。
実際4年ほど前に藤やんとナPDの対談もありました。
「三食ごはん」は俳優やアイドルが農村だったり漁村だったりの田舎で
昔ながらのかまどのある家に住みながらとにかく自分達で毎食ごはんを作るという番組。
食材は野菜は自給自足だったり、魚釣ったり、肉は農作業の対価としてお金貰って買ったり。
日本のダッシュ村や、黄金伝説みたいな趣旨の入った番組です。
今のところ順番に「三食ごはん」「三食ごはん漁村編」「三食ごはんチョンソン編」「三食ごはん漁村編2」「三食ごはんコチャン編」「三食ごはん漁村編3」「三食ごはん海牧場編」と7つあります。
私は最後の「海牧場編」だけ見れてないのですが「漁村編3」まで見ました。
「三食ごはん」「チョンソン編」はチョンソンという農村が舞台。
「漁村編1」「漁村編2」はマンジェ島という船で数時間かかる離島が舞台。
「コチャン編」はコチャンという農村が舞台。
「漁村編3」「海牧場編」はトクリャン島というマンジェ島よりは陸と近くアクセスのいい島が舞台。
チョンソンが舞台の2つのシリーズと、漁村編3はナPDのミューズ(笑)とも言える
俳優のイ・ソジンが出演しています。チョンソン編までは2PMのテギョンと。
ソジンは、もともと家柄のいいお坊ちゃまで、大学はニューヨーク市立大卒の元祖インテリ俳優。
料理も出来ないし、いつもナPDにぶつくさ文句を言ってて結構発言は俺様っぽい感じがするんだけど
案外地味な作業とかしているし、何気なく気を使っているし発言の割に本当は根はいい人。
そういう所がお茶の間にウケていてずっと起用され続けているんでしょうね。
(ソジン自体は「おれはやめてもいいんだ!いつまでやらせるんだ!」とか言ってそうだけど 笑)
漁村編1・2とコチャン編に出ているのは
俳優のチャ・スンウォンと、ユ・ヘジンと、ソン・ホジュン。(コチャンからはナム・ジュヒョクも)
チョンソン編までのソジン達もいいんだけど、私は最近は韓国ドラマも見るけど
もともと韓国映画のファンなので映画俳優のチャ・スンウォンとユ・ヘジンが出てるのが大きい!
そして途中で合流してレギュラー化したソン・ホジュンは大好きなドラマ「応答せよ1994」に出ていたし
「花より青春」でも応答せよメンバーと出ていて大好きなので嬉しい組み合わせでした。
もともとチャ・スンウォンとユ・ヘジンは同い年で下積み時代からの友人同士。
なんか、普通のイメージだと強面のチャ・スンウォンがお父さん役、名脇役のユ・ヘジンがお母さん役っぽい組み合わせなんだけど、これが逆なのがいいんですよね~
身長188cm強面のチャ・スンウォンは何故かすごく料理上手でなんでもパパッと作れて、しかも見た目に反して小言が多くおばさんみたいなので「チャジュンマ」というあだ名が生まれるほど。
(チャ+アジュンマ(おばさん)で「チャジュンマ」)
ユ・ヘジンは韓国映画界ではお馴染みの名脇役。でも最近は人気が出て主演もしていますね~
お顔は決して男前とは言えないまぁブ男なんですが(笑)味があるんですよー
そして、お父さん役のユ・ヘジン、売れない時代に大道具とか手伝っていたのもあり、大工仕事が得意で頼りになります。
漁村編では果敢に釣りに挑戦しますが、あんまり釣りの才能はないみたいで釣果が振るわなかったけど(笑)
コチャン編でも草刈り機をしょってもくもくと草刈りしたり、小屋を作ったり。
全然かっこよくないヘジンさんがちょっと頼もしくカッコよく感じてくるんですよね~(笑)
そして長男役のソン・ホジュン。ホジュンは同世代の花より青春の時よりも「三食ごはん」の方が
先輩たちに囲まれて、最初おどおどしてるんだけど、静かに2人のサポート役に徹して信頼を得ます。
コチャン編でチャジュンマが「ホジュンは優しい、着ている洋服までもが優しんだ」と誉めますが
ホジュンは本当に謙虚で優しいんだけど、たまーに先輩のいないところで毒舌っぽいところが入るのが面白い。
しかしコチャン編を見ててつくづく感じましたが、ホジュンは顔が綺麗ですね~
あんまり韓国人ぽくない目が大きく彫の深い顔立ちで正統派のハンサム。
一緒に食事している場面でホジュンが映って、次にヘジンさんが映ると「ヘジンさんつくづく不細工だな~」って思う(笑)
「漁村編3」からはイ・ソジン、神話のエリック、ユン・ギュンサンが出演。
「コチャン編」でもそうだっだけど、ゲスト出演はなしでレギュラーのみ。
シリーズ通して見ていても、私はゲストなしの方が好きだなぁ。
女性ゲストがくるとソジン達が浮足立つんだけど、なんとなくいらないなーって思っちゃう。
料理上手な人が来ると楽しいんだけどね(パク・シネちゃんとかチェ・ジウとか)
「漁村編3」の料理担当はエリック。彼もびっくりするほど料理が上手。でも作るのが遅い(笑)
同じ料理部のチャ・スンウォンとエリックの違いを考えてみた。
チャ・スンウォンの方がどっちかと言うとやっぱりお母さんっぽい。
手際がよくて切るのなんかも早い。完璧を求めてなくてところどころ野菜の皮がついてても大丈夫なタイプ。
味付けも感覚でやっているので、最終的に美味しい物が出来ていればOK!という感じ。
そして自分は後で良くて、家族(ヘジン達)に美味しい物を食べさせてあげたいという思いが強い。
エリックの料理はもともと体にいいものを自分で食べたいという思いから料理を始めたみたいだけど
料理本とか料理番組を参考にして、結構几帳面に料理に取り組んでいる感じ。
どちらの作る料理も美味しそうで、最近では韓国料理をつくる参考にかなりさせて貰ってる。
今まで韓国料理屋さんのパンチャンで、家庭料理的で美味しいなーと思って自分で料理本を見て作っても何だかちょっと違ったりしたんだけど
「三食ごはん」を見ていると、韓国の家庭料理はこうやって作ってるんだ!って感覚でわかる。案外砂糖の量が多かったり。
どっちかというとエリックの料理の方が味の想像がしやすい。チャジュンマの料理はジュヒョクのお母さんが再現しようとしたけどできなかったように、家庭料理により近い分、多分何かが違うんだと思う。
チャジュンマいわく「サラン(愛)の味」なんでしょうね~(笑)
そして「三食ごはん」と言えば毎回出てくる動物達。
チュンソンでは山羊の親子、雑種犬ミンキーと子犬達。
マンジェ島ではチワワのサンチェと白猫のポリ。
コチャンではアヒル農法のアヒル達とヘジンの飼い犬のコーギーのキョウル。
トクリャン島ではギュンサンの飼い猫の長毛猫のクンとモン。
そして毎回必ずいるのは卵をもたらせてくれる鶏たち。
人が住んでいる家を借りて撮影するので、ミンキーはもともとこの家の飼い犬でした。
テギョンがすごく可愛がっていて、ミンキーと子犬達を引き取りたがったのですが
子犬一匹だけを貰える事になりました。でもその後他の兄弟犬は管理不足という事で動物愛護団体に引き取られ
ミンキーはオーナーさんが視聴者の方に売ってしまったらしく消息不明・・
テギョンはすごく可愛がっていたから、それなら最初からミンキーと子供たちを譲ってほしかった。
こういう事を踏まえてか、この後から動物たちの扱いに番組としてもより注力を注ぐようになったみたいで
サンチェとポリはスタッフが飼うことになり引退しました。
キョウルとクンとモンに関してはそれぞれの出演者達のペットを連れてくることに。
いつもと違う環境で動物たちのストレスにならないと言えばうそになりますが飼い主と一緒にいられるのでまだいいかな。
あと、似ているような食文化でも圧倒的に違うな~と思うのが作法。
お箸を立てて揃えたり(つい日本人だとお行儀悪い!って思っちゃう)
一番違和感があるのが、チゲみたいな汁物を机の中心に置いてそこからみんながスッカラ(スプーン)で直接すくって食べる事!
日本もお鍋はあるけど、とんすいで取り分けて食べるけど、直接なのは何か汚い~って思っちゃう。
あと、多分現代風の都会のキッチンでは違うと思うけど、三食ごはんで暮らしている韓屋のような作りだと
みんな床で料理をしてるんですよね~
ドラマなんかでもジョンを大量に作るのに床に新聞紙引いて作ったりもしてますよね。
何か床で調理ってやっぱり汚いと思っちゃう・・・
「海牧場編」はまだdtv配信されてなくて見れてないんだけど見たいな~
回を追うごとに若干食料調達のルールが甘くなってきてるような気がするけどそれでいいと思う。
漁村編とか最初食料が無さ過ぎて可哀想だったもん(笑)
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